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不可能犯罪コレクション

二階堂黎人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562042968
ISBN 10 : 4562042966
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誰もいない屋上からどうやって転落死させるのか。衆人環視の舞台上でいかに刺殺におよぶのか。密室の中の他殺死体、犯人は私なのか…。トリックの饗宴6連発、実力派気鋭作家たちによる書き下ろしアンソロジー。

【著者紹介】
二階堂黎人 : 1959年東京生まれ。中央大学理工学部卒。1990年、第1回鮎川哲也賞に『吸血の家』が佳作に選ばれる。92年『地獄の奇術師』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • buchipanda3

    不可能犯罪を題材としたミステリ短編アンソロジー。二階堂黎人さん選出6名の作品を収録。一つのテーマに対して各人各様の手法が見られて楽しめた。この手のものは色々な味が楽しめるのが嬉しい。型は密室、衆人環視殺人、自殺のみの状況など。物理トリックも楽しめたが、心理的なトリックも派手さは無いが割と好みで印象に残った。大山さんのは(既読)切れ味のいいロジカルで好き。石持さんのは舞台設定に妙味。シニカルな世界観が目を惹いた。岸田さんのはじわじわと来て納得、最後に再度合点といい感じで読ませてもらった。競作を楽しめた作品。

  • ホームズ

    『佳也子の屋根に雪ふりつむ』『父親はだれ?』が面白かったです(笑)門前典之の作品は蜘蛛手が登場していたのは良かったです(笑)鏑木蓮は相性があまりよくないのか少し読みにくかった。ベルトラン・シリーズはあまりでした・・・。期待したから余計かな(笑)

  • ゆっこの部屋

    二階堂さんが読者に紹介したい作家さんたちの短編集。「佳也子の屋根に雪ふりつむ」と「父親はだれ?」が面白かった。私が最近よく読む石持作品「ドロッピング・ゲーム」はパラレル・ワールド。こんな小学生は怖い。「シャルル・ベトラン」シリーズは私には合わなかった。

  • yoko**

     久しぶりに再読。今回は時系列を書いたり、せっかくなので前回より丁寧に読んでみた。全体的によかったのでいちばんは決められず。

  • yoko**

    石持浅海氏以外は初読み。若手作家を起用とあったけれど、なかなかの充実ぶりです。

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