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荒野とドルと拳銃と(仮)マカロニウェスタン映画論

二階堂卓也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779125485
ISBN 10 : 4779125480
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan

Content Description

「マカロニウェスタン」ブームの終焉から約半世紀。製作者、監督、脚本家、音楽家、撮影監督、俳優等、その功労者の大半は神に召された。テクニカラーの沈む夕陽に影を落とす十字架の列。イタリアの活劇世界が消滅した現況下、マカロニウェスタンの諸作がDVDやブルーレイディスクとして商品たり得ている事実は、世代を超えて支持されている証拠。世界の映画史に特異なポジションを確立した“Western all’italiana”の記憶は永久不滅!

目次 : ひと握りのドルの大いなる栄光/ プレ・マカロニウェスタンの系譜/ ユーロ・ウェスタンの勃興/ 銃弾と硝煙の新活劇世界/ 輝ける日々と晩鐘と/ 残酷の諸様相/ 誰でも泥棒になれる/ マカロニウェスタンの変容(一九七〇年代前期)/ 沈む夕陽のその果てに(一九七〇年代後期)/ 銃弾と流血に賭けた男たち/ 西部劇の黄昏と終焉/ ポスト・マカロニウェスタン 補遺として

【著者紹介】
二階堂卓也 : 1947年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。B級と評される映画を徹底的に見続け、評論活動を展開。『キネマ旬報』に連載された「イタリアン・アクションの誇りと栄光」をはじめとする一貫した批評姿勢に共感するファンも多く、その後のジャンル映画再評価に多大な影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Rieko Ito

    とにかく詳しい。私のようなマカロニウエスタン好きにはたまらない。スペインやドイツの事情などまで書かれているのが興味深かった。個々の作品の評価は副題に「極私的」とあるとおり。著者とは意見が異なるところもあるが、別にかまわない。欲を言えば、脇役・悪役についても章立てして語ってほしかった。(名前だけは本書にも頻繁に出てくるフェルナンド・サンチョとかクラウス・キンスキーとか)

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