Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 芳樹

  読了日：2023/12/25

  【BW】高校での成績を落としてしまった由美子が声優活動への取り組みを緩和して、受験勉強に注力しつつ『普通の高校生』としての生活に専念することになる今回です。いわゆる『真っ当な』高校生としての青春を送ることになった由美子が、そのことを通じて「声優」であることとこれからの自分の人生に真っ向から向きあうことになる。結果的に、そのことが"佐藤由美子"が"歌種やすみ”として進むことを心に決める重要な回であったと思いますね。続きが楽しみです。

• オセロ

  読了日：2023/12/10

  大学進学が危ぶまれてきた由美子は声優業から少し距離を置いて学校生活に専念することに。そんな生活は友達とのテスト勉強や文化祭の準備は思いの外楽しくて。その一方で、新人声優が現れたり千佳はどんどん成功を収めていて。由美子は苦しみながら声優の道を歩み続けるのか、それとも…。 先輩や後輩、ライバルの千佳、そして大天使めくるちゃん…たくさんの人達が心配するけど決めるのはあくまで由美子。そんな由美子が思わぬ形で千佳と共演することになった文化祭の演劇を通じて由美子が下した決断には納得しかなかったですね。

• よっち

  読了日：2024/01/16

  ライブ第二弾は大成功だったものの、オーディションでは連敗中。そんな状況にいい機会だからと加賀崎の勧めで由美子は学生生活へ専念する第九弾。声優のお仕事がない焦りから仕事へ打ち込もうとする彼女に、担任教師が突きつけた模試の結果。志望大学も危うい状況に学生生活へシフトする由美子。友人との勉強会や文化祭準備で充実した日々を改めて実感する一方で、アニメもラジオも大活躍な千佳の姿に嫉妬と不安を抱く声優・歌種やすみもいて、そんな葛藤にも向き合ってくれる千佳との関係がほんといいですよね。二人の演劇もなかなか良かったです。

• わたー

  読了日：2023/12/09

  ★★★★★めっちゃ良かった。やっぱりめくるちゃんしか勝たんのよな。疎かになっていた受験勉強を巻き返すべく、敢えて仕事を減らすことをマネージャーに告げられる由美子。文化祭の準備に学業にと普通の高校生らしい楽しいだけの青春を送ることになった彼女が、苦しみに溢れた声優業をこのまま続けるべきかと進路を見つめ直すことになる9巻。全力で前に、ただ我武者羅に進んでいた時には意識していなかった声優業のきつい部分が襲い掛かってきて、でも、終生のライバルだと思っていた千佳は、一緒にどん底に墜ちたはずだったのに、

• タイコンデロガ級

  読了日：2024/04/14

  今までもちょくちょく話に上がっていた由美子の進路について答えが示された巻でした。 『佐藤由美子』として培ったものを『歌種やすみ』に渡して演技に活かしていく。素晴らしいな〜。わたしが高校生の頃はこんなにしっかりと将来や自分のことを考えてなかったしなぁ…。 最後に由美子と千佳のコーコーセーラジオで締め。今巻、幕間でのラジオパートで全然由美子がパーソナリティーやってるところが描かれてないのですが、最後にはしっかり持ってくることでモラトリアムを脱却した由美子と、変わらず共にある千佳が表現されていて、、グッド！

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