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恋のヒペリカムでは悲しみが続かない 上 To文庫

二宮敦人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864728560
ISBN 10 : 4864728569
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

無料のホストクラブ―巷でそう噂される、謎の洋館「ヒペリカム」では4人の容姿端麗な男たちが共同生活を送っていた。自由気ままな紳士、真面目な眼鏡男子、天真爛漫な王子、そしてクールな元NO.1ホストの檜山。彼は今日も女性客をもてなす。なぜ、彼女たちと無償で向き合うのか?捨てたはずの過去とは?その胸に秘めた想いが明かされる時、止まっていた時間が動き始める!全ての悩める人々に幸せを運ぶ感動の恋物語!作家活動10周年記念作品。

【著者紹介】
二宮敦人 : 1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。フィクションとノンフィクションの垣根を越えて活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ami*15

    二宮さんらしい痛々しくて鋭い表現から「本物の恋愛」とは何かを問われる。上巻の時点ではあまり好感が持てないキャラクターが多かったが、今作でクローズアップされた檜山のホスト時代の後悔のエピソードにはなんだか胸にグッとくるものがあった。女性を「遊び道具」としか思っていない男とはいくらイケメンだとしても絶対付き合いたくない。また後半で描かれた篠田&谷堂が向き合っている一組の男女の恋愛相談。「付き合うこととは何か」という深い悩みを正反対な2人はどう答えを出すのかとても興味がある。という訳で早速下巻を読み始めました。

  • Junichi Yamaguchi

    『人はみんな自分の恋を特別だと思いたがる』… 恋の病の治療薬的な作品なのかな? 気になる謎と彼等の行く末に期待して(下巻へ)。。

  • 虚と紅羽

    まとめた感想は下巻で。 上下巻で2話ずつくらいで進むのかな〜と思ったらまさかの3話。1人1人設定が作り込まれていて濃厚。 『全ての恋する人に、幸あれ』だなんて、読めば読むほど恋に苦しんだ人にとっての救済の場所であればいいと思えてくる。 続けて下巻へ。

  • assam2005

    ホストの様なイケメンが、幸せになりたいと願う人たちの悩みを聞き、一緒に考え、答えを探してくれる社交クラブ「ヒペリカム」。イケメンが苦手な女性、ホストクラブで散財することに快感を持つ女性、自分とは正反対の異性に惹かれた女性、サエない自分にアタックしてくる異性に戸惑う男性。イケメンたちも完璧ではなく、だからこそ悩みを持つ人たちの痛みに共鳴し、「幸せ探し」に手を取り合う。自分自身の、見たくないところを直視し、全てを受け入れるって実は難しいものなのか。自分と同じ目線で悩むイケメンが「同類」に見えてくるのも不思議。

  • なな

    二宮さん、初読みでした。タイトルのヒペリカムを知らなくて調べてみたら表紙イラストのお花でした。おしゃべりなイケメンはあまり好きではないのですが、檜山さんはあまり別世界の人間だとは感じず、人間くささを持っている人だと思い、嫌悪感は抱きませんでした。共感はできませんが。洋館は異空間のようで、迷い込んでみたいです。カップルの行く末が気になるので、近いうちに下巻に進みます。

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