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ウミガメ博物学 砂浜とウミガメとヒトにはなし

亀崎直樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861245213
ISBN 10 : 4861245214
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ウミガメから見えてくるヒトと生物の関係―。長年、日本のウミガメ界を牽引してきた亀崎直樹が贈る愉快で胸打つ55の話。

目次 : 第1章 砂浜のはなし(砂浜という不安定な環境/ 砂浜の植物 ほか)/ 第2章 ウミガメのはなし(ウミガメは子供のために砂浜を選ぶ/ 生まれたところに産卵に帰るのか ほか)/ 第3章 ウミガメとヒトのはなし(アカウミガメはなぜ減ったのか/ アオウミガメの貴重な資料“東京・小笠原” ほか)/ 第4章 鹿児島のはなし(鹿児島県ウミガメ保護条例/ 鹿児島大学ウミガメ研究会と保護の文化 ほか)

【著者紹介】
亀崎直樹 : 1956年、愛知県豊橋市生まれ。鹿児島大学水産学部卒業後、名古屋鉄道(株)に入社。南知多ビーチランド、八重山海中公園研究所で勤務ののち京都大学大学院人間・環境学研究科で学位取得。河合塾(生物講師)、日本ウミガメ協議会(会長)、東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻(客員教授)、神戸市立須磨海浜水族園(園長)、岡山理科大学生物地球学部(教授)などを歴任。南知多ビーチランドでウミガメと出会い、それ以来ウミガメの自然史を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kameyomi

    亀崎氏が著したウミガメ博物学。学術書ではないところが亀についての書物らしくて、より亀愛が伝わってくる。カメとヒト、こんなふうに一緒に生きて行こうよというお話。いい。ところで私は現在、石亀を二匹飼っている。亀といる時は、何か別の空間に入り込んでいる様な、哲学的な気分になる。譲って頂いた、多分クサガメの頭蓋骨も持っている(ちょっと自慢)。 とにかく亀はいい( ◠‿◠ )

  • kirinsantoasobo

    図書館本。ウミガメの産卵の話は良く聞くけれど、ウミガメのことをよく知らないことに気付いて手に取りました。色々な研究において、現地で生活している方々の協力は必要不可欠なのだということが、あらためてよく分かります。ウミガメの環境でいちばん気になったのは、砂浜が減少して産卵場所が失われつつあることです。これも人間の生活が影響しているのですが、私達の生活が守られている裏で、いったいどれくらいの生態系を破壊しつつあるのか恐ろしくなりました。自然に興味を持つことで、これからも理解することに努めたいと思います。

  • itokake

    研究者が一般向けに書いた本。玉石混合。巻頭の著者を中心にした数々の写真にまず違和感。ファンブックじゃないんだから、家族写真や酒席の写真には興味ない。本文も何を言いたいのかわからない部分が多い。砂浜が浸食されていく話や地元の人々のカメ話など、面白い部分もある。で、結局は日本でウミガメを保護するべきか否か?その大事な部分がよくわからなかった。遠州灘の自然保護NPOをボロクソに批判するが、鹿児島の保護条例は絶賛。自分の論文が受理されなかったのはべっ甲産業がある日本人だからって、そういう話は酒席でどうぞ。

  • 海星梨

    タイトルの博物学って時点で悪い予感はしてたけど、ウミガメの生態とか読みたい話は全くなかった。おじいちゃんが「昔の教育は良かった」とか「行政は動かない」とか「日本は海外の良いところは取り入れない」とか「遺伝子学はダメ」ってぼやいているだけ。誰向けに書いてるのこれ?

  • yo-su-

    専門的な内容で読みにくいかもしれないと覚悟していたが、ウミガメの知識以外にも色々と書いてあった。ウミガメのためにこんなことを調べた、あんなところにも何度も行ったなど、多少自慢めいたところもあるが大変楽しく読めた。ただ各章、尻切れトンボのように問いは投げ掛けてきても結論が無い部分も目立った。やみくもに保護することが正しいとは思わないことは同感である。昨今の北海道、東北地方においての熊被害と同じく何事もバランスが大事。

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