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若者が働きはじめるとき 仕事、仲間、そして社会 どう考える? ニッポンの教育問題

乾彰夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784284304481
ISBN 10 : 4284304488
Format
Books
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
乾彰夫 ,  

Content Description

これが若者の働く現実だ!700人が語る仕事体験から学び、私たちの時代の働き方を考える。

目次 : 第1章 アルバイトで働く―高校生の二人に一人、大学生の五人に四人が経験/ 第2章 アルバイトにも権利はある/ 第3章 働きやすい職場をつくる、自分たちの権利を守る/ 第4章 職業人として成長する―一年目の危機を乗り越えるには?/ 第5章 フリーターで働くという現実/ 第6章 失業さえできない日本の若者たち―日本の若年失業率はなぜ低い?!/ 第7章 いまの時代に職業を選ぶこと、働くこと―最後にみんなに伝えたいこと/ こんなとき、ここに相談/ ブックガイド―若者たちの働く姿

【著者紹介】
乾彰夫 : 1950年、東京都生まれ。首都大学東京都市教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • コウメ

    「働く」今の高校生の2人に1人、大学生の5人に4人が何らかのアルバイトを経験している。日雇い派遣「働きたいときだけ働ける」というのがキャッチコピーだが、大学生などには一見都合よさそうに見えるが、厳しい。/突然クビ「きみはもういらないから、明日からこないでいいよ」といわれてしまうアルバイトがたまにあるが急に解雇できない。解雇する場合でも、三十日以上前にその労働者本人にそのことを通告するか、あるいは三十日分以上の賃金を解雇予告手当として支払わなければならない。(´☆ω☆`)ナルホドネ!

  • ゆう。

    若者や学生に向けて、働く意味や日本の労働現場の実情をわかりやすく述べられている。一人ひとりに働く権利があり、またそのための労働者保護のための諸制度があることもわかりやすく述べられている。社会的な問題点も考えることができた。

  • きいち

    働くことの意義は「やりたいこと」だけではないことを、正規非正規問わぬ多くの声から導きだす。何より、議論で無視されがちな学生バイトの姿からスタートすることで、働くならば誰でもに重要な「職場の働きやすさ」を共通の土台として設定できたことが大きい。これなら、雇用形態や学歴、職歴、世代の違いで分断に陥らず、対話と連帯の可能性が生まれると思う。◇誰とどんな関係を作りながら働くか。世の中への価値提供が実感できるか。そして、将来への見通しが持てるか。これから就活の方からセカンドライフ模索中の方まで、問題は共通している。

  • 工業ダイヤ.

    外国人技能実習生制度が現代の奴隷制と言われて久しいが、この日本で過重労働で酷使される人々が外国人労働者だけではないという現実に日々打ちのめされている。中国の躺平主義を記事で読むときに感じた居心地の悪さ。ちいかわにわく社会現象の裏に現代の労働問題を重ねずにはいられない。本書は2012年発行、まだ小学生がなりたい職業にユーチューバーがランクインしていなかった頃の指南書。良い労働環境にはゆとり・仲間・決定権がある。労働組合とは無縁の人生だったが改めて首都圏青年ユニオンの存在を確認し、熊沢誠を知れて収穫であった。

  • シバヤコ

    同期がいるって大事だなと。

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