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たったひとり

乾ルカ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163818108
ISBN 10 : 4163818103
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
乾ルカ ,  

Content Description

なぜ俺たちは戻ってきてしまうんだ!?半壊したラブホテル。廃墟探索サークルの男女5人を襲うタイムループ。極限状況で剥きだしになるエゴ、渦巻く愛憎。悪夢を脱するため、たったひとりの犠牲の山羊となるのは誰か?驚愕の新感覚ホラー。

【著者紹介】
乾ルカ : 1970年、北海道生まれ。短大卒業後、銀行員を経て、資格予備校でアルバイトをしながら、小説の執筆を始める。2006年「夏光」で第86回オール讀物新人賞を受賞。翌年、受賞作を含む短篇集『夏光』を上梓する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takaC

    残念な終わり方・・・

  • ちはや@灯れ松明の火

    さて、クイズの時間です。When『二十七年前の七月二十七日』に・Where『ホテル・シャトーブランシュ』で・Who『???』が・What『たったひとり、とり残された』のか。お答えいただくのは帝都大学廃墟探索サークル『時旅』チームの五名、制限時間は午前零時までの三十分間、ただし、不正解の度に二分ずつ残り時間が削られていきます。土砂崩れのバッドエンド、時の監獄のエンドレスリピート、たったひとり生贄を捧げるロシアンルーレット。Why『何故』?さあ皆さん、知力体力時の運振り絞って、存分に本性を曝け出して下さい。

  • みっちゃん

    廃墟探索サークルの男女5人が半壊したラブホテルの敷地に入り込んだ途端、27年前の土砂崩れ現場のタイムループに嵌り込んでしまった!「5人の中で1人だけが死ぬと抜け出せる」という仮説が唐突に感じられてしまったのですが、1人ずつバトンリレーのように、少しずつ事象の核心に迫っていく構成はドキドキしました。その「ひとり」の真相にも驚かされましたが、肝心の最終章と結末が…奥歯にものが挟まったような、もやもや感が消えません…う〜ん…なんですなあ…

  • くりきんとん99

    ホラーというわりには文章は読んでいてもそれほど怖い感じがしない(おかげで怖がりの私でも読むことができた)けど、なんとなく怖い。それぞれの本音がだんだんと分ってきて怖い。そして予想外の結末。久しぶりの乾さんの長編は、なんとも後味の悪いものだった。

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

    帝都大学廃墟探索サークル・時旅のメンバーは、27年前に土砂崩れ事故で一人亡くなり、その後廃墟となったホテル・シャトーブランシュの探索に訪れましたが・・。同じように不条理さを描いた話なら「四龍海城」の方が私好みかな。というのも誰一人として感情移入できなくて、唯一まともに思えたのは日吉ぐらい。「四龍海城」が物悲しいラストだったのに対して、こちらは何とも後味の悪い話でした。とはいえミステリー仕立てでなかなか面白かったです。★★★

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