カラット探偵事務所の事件簿 3 PHP文芸文庫

乾くるみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569900865
ISBN 10 : 4569900860
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
348p;15

内容詳細

「謎解き専門」を謳うカラット探偵事務所。父親の墓に人知れず花を供える怪しい墓参者の正体を追う「秘密は墓場まで」事件、「謎を“作ってほしい”」という不思議な依頼に挑む「遊園地に謎解きを」事件など、日常に潜む些細な謎や奇妙な謎を、所長の古谷と助手の井上が鋭い推理で解き明かす!ミステリの名手によるシリーズ、第三弾。文庫オリジナル。

【著者紹介】
乾くるみ : 1963年生まれ。静岡県出身。1998年『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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謎解き専門の探偵事務所の事件簿です。 乾...

投稿日:2021/03/03 (水)

謎解き専門の探偵事務所の事件簿です。 乾先生の作品は、作品ごとに多彩な仕掛けがありますが、実は読者に謎解きを迫る古典的推理小説です。 ただこの作品は逆で、一見すると普通の推理小説に見えますが、結構な仕掛けが用意されています。 第3作になりますので、「もう仕掛けてこないだろう」と思ったら、まんまと騙されました。 ただ、第3作になりますと、第2作までを踏まえていろいろとニヤニヤしてしまう、そんな風にも楽しめました。 おもしろかったです。 作中の語り部である助手の井上によると、「事件の小説化はこれで最後」とありますが、事件そのものは まだまだあるようですので、続編に期待したいです。

WM-102 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • aoringo さん

    シリーズ三作目。今作でも読み手の興味を惹く謎を掲げてくる。謎解きだけ取り上げると本格ミステリー仕立てなのだけど、その一方で最後に大きなネタが仕込まれているはずで終始そちらの方が気になっていた。これで完結かな。気楽な気持ちで最後まで楽しめました。

  • ゆのん さん

    【シリーズ3作目】今回も面白かった。こうやってシリーズで読んでいると、日常のミステリーって結構あるものだなぁと思い、自分の周りでも何かないかなと考えるとこれが以外と無いもので…。シリーズ通して19の謎を考える作者は凄いなぁと感心させられる。今回はロジックが細かくて理解しながら読むのに時間がかかってしまった。271

  • Kurara さん

    ★3 乾さん初読み作家さんです。 こちらは第3弾なのですね。とても楽しく拝見しました。事件簿というよりは日常に潜む謎的なソフトな内容ばかりでした。第1.2にもふれてあるのでこれは追いかけたくなります。【20.100】 #NetGalleyJP

  • したっぱ店員 さん

    さらっとした謎解き短編集で、子どもの名前を推理するのとかなかなか楽しかった。最後に飛び道具的なネタを入れてくるのはこのシリーズのお約束。1巻のは覚えてるけど2巻の方が思い出せなくて、そのせいか今回のは「ん??」となってしまいちゃんと受け取れてないかも。前作持ってるはずと探したけど見つからず、早急にどこかで見つけなくては…。

  • 雪紫 さん

    帯に「やっぱり今度も騙された」とあるけどここまで読んでた読者は最後の話はなんとなくピンと来ると思う。とまあ、それはさておきかなり年月が経ってもブラックを抜いても乾さんの謎解きは暗号込みで相変わらずらしさがあり。個人的には謎作りを依頼された「遊園地に謎解きを」や意外なオチを迎えた「告白のオスカー像」、堅実さと手堅さが見える「前妻が盗んだもの」がツボ。しかし、これ続き無理だろ、と毎回思ってても平然と続きやるよなこれ。

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人物・団体紹介

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乾くるみ

1963年、静岡県生まれ。静岡大学理学部数学科卒業。98年、『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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