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帝国海軍と艦内神社 神々にまもられた日本の海

久野潤

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396614843
ISBN 10 : 4396614845
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
久野潤 ,  

Content Description

帝国海軍の艦艇内に必ずあった神棚。それが「艦内神社」だ。艦名にゆかりのある神社から神札を分けられたというそれらは、いかに将兵たちを守護したのか。気鋭の歴史学者が書き上げた本邦初の意欲作。

目次 : 第1章 日本人にとっての神道と海の神(なぜ護衛艦「ありあけ」は批判されたのか/ 海洋国家、日本に生まれた神々 ほか)/ 第2章 日清・日露戦争における艦内神社前史(今も神社に残る「三景艦」の形見/ その奉納品は中国の脅威を今に伝える ほか)/ 第3章 艦内神社の時代(夕張炭鉱と軽巡洋艦「夕張」のつながり/ 艦内神社から分祠されて誕生したサイパンの神社 ほか)/ 第4章 艦内神社の分霊元を訪ねて(戦艦の“氏神さま”たち/ 空を飛ぶ動物由来の名前を持たない空母の分霊元 ほか)/ 第5章 神々にまもられた帝国海軍の敗戦と戦後(大東亜戦争の始まり/ 帝国海軍は圧倒的な強さを見せた ほか)

【著者紹介】
久野潤 : 1980年大阪府生まれ。京都大学大学院法学研究科国際公共政策専攻修了。大阪国際大学講師。専門は近現代日本の政治外交とその背景思想。政治・歴史系での共著書や雑誌記事を多数執筆。東京・大阪・名古屋・浜松で公開講座「歴史勉強塾れきべん」を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おっくー

    上司から借りた本。 艦と神社の関係は以前からも興味があり、重巡加古の艦内神社である日岡神社に参拝もした。護国神社と西国巡礼を続けていたが、艦内神社も体系的に参拝したい。 軍と宗教の関係性も興味深く、近代戦は軍事科学の発達した合理的なものであるが、人間の精神(非合理を含む)はあまり変化していない。

  • ライムとザクロ

    【16-014】「艦これ」によって軍艦に対する興味が高まり、同時に民俗信仰としての神道にも興味があるとなれば、必然的に辿り着くのが艦内神社という存在。解り易い解説書が無いかと探していて行き着いたのが本書。太平洋戦争下において戦火を交えた艦船について、分霊元の神社と併せた解説に詳しく、まさに私個人のニーズに合致した内容。充実した取材記録などの研究成果はたいへん素晴らしい一方で、随所に挿入される著者の私見について政治的主張が強過ぎる点は引っ掛かりを覚えた。そういう部分を読み飛ばせば面白い本です。

  • 正平ちゃんのこころ旅を見ていたら千早神社が出てきて、そういや金剛ちゃんの艦内神社だったなあと思い出し、そういえばウチのそばには足柄神社や酒匂神社もあるけれど、そういう神社なのだろうかと思って読む。足柄神社は徹甲弾等も納められていることが分かったので、また行ってみようと思う。だが酒匂等大戦末期の艦は満足に招聘する余裕もなかったようで、不明。筆者が足で詳細に調べた結果には感謝するしかないのだけれど、もう少し政治的主張は控えめにしていただいて、参考文献を載せてもらえたら、もっとありがたかった。

  • ごいんきょ

    憲法で政教分離をうたっています。 それはそれで良いことです。 しかしながら古来からの伝統の風習や行事にこまかく目くじらを立てるマスコミや一部政党の態度は如何なものでしょう。それでは日本古来の文化が失われるのではないでしょうか。 そんなことを考えさせてくれる一冊でした。

  • 高木正雄

    日本各地の神社を丁寧に調査しており、わかりやすかったが、作者の政治的主張が多く見られた。鳩山威一郎の海軍時代の話から鳩山元総理が出てきたのには驚いた

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