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女王の結婚(下)ガーランド王国秘話 二見サラ文庫

久賀理世

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784576230276
ISBN 10 : 4576230271
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    辛くもガイウスの勝利で幕を閉じた女王アレクシアの祝福を賭けた馬上槍試合。しかし昏倒したガイウスは生死の境をさまよい、王国を巡る状況も不穏に満ちてゆく下巻。遺恨を残したまま宮廷を去る敗者のレアンドロス。処刑を待つ身でセラフィーナの懐妊を知らされ、予想だにしない行動にでたウィラード。そこからの思ってもみなかった事実が発覚し、絶体絶命の状況にアレクシアとディアナ、そして仲間たちがそれぞれ立ち向かう激動の展開はなかなか熱かったですね。終盤はやや駆け足だった感もありましたけど、迎えたその結末はなかなか良かったです。

  • dorimusi

    なんか弱い女、守られる女を前面に出したような書き方で昨今のポリコレ情勢は置いといてもも、もうちょっと冒険というか活躍を描いてくれても良いのでは?と思わなくもない。 でも、レーベル考えればこっちの方が普通かなとも思ったり。話しとしては良かったんだけど、ちょっとラブコメに比重置きすぎと感じてしまった。まぁしっかり後味よく完結してくれてよかった。

  • アヤ

    大団円、でしょうか。まだまだこの先も書きようはありそうですが。アレクシアとガイウスの気持ちに揺らぎがないのは安心感があるのだけど、周囲が落ち着かなさすぎて。思惑が絡みすぎていたが、思いがけないところから解されていくわけだが、そのタネを巻いているのがディアナというのはある意味彼女が最強ってことなのかも。

  • punto

    ガイウス無事でよかった。黒幕は意外だった。ウィラード殿下が最後まで立ちはだかったという印象。西洋風社会なので、実際は西洋ではないけど、庶子の扱いがどうなってるのかなと疑問がわきました。中世では庶子ではどうあっても後継者になれなかった気がするので。最後の巻になって今更「小夜啼城」のモデルがロンドン塔だーーーと気づいた。王族や貴族を幽閉し、そのまま死刑にした王家の城。「王子と乞食」へのオマージュから始まった本作。歴史好きとして楽しみました。

  • REGALO

    上巻からいやほぼ全ての伏線が回収され、最後はドキドキもあり面白かった。セラフィーナ、ウィラードの気持ちはただの政略だったのか?城に長年閉じ込められ一応傅かれた姫が、簡単に人を殺せたり、諸侯を調略できたりする所にちょっと無理があった。ダルネはディアナに会ってどう思ったんだろ?その辺りが気になる。王女の遺言でも思ったが、ページ数が足りないなあ。

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