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宮崎怪談 竹書房怪談文庫

久田樹生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801941915
ISBN 10 : 4801941915
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

天孫降臨の地であり神々が住まい妖怪蠢く宮崎県。その怪異譚を地元在住の怪談作家がまとめあげる宮崎のご当地怪談集。高千穂のとある橋から谷底へ生者をいざなう怨霊「境」、宮崎市の繁華街ニシタチで拾った呪物の正体「原因」、綾町の某所で謎の異界に迷い込む「その日は朝から」などに加え、県内各地の河童伝承と目撃談や神話伝承地に伝わる怪異譚のほか、親族の墓の手入れを頼まれたことを契機に数奇な運命に翻弄される男性に密着した長編「墓を守る」を収録した特別章など宮崎の怪談を余すことなく収録した決定版!

目次 : 県北(当然の話(高千穂町)/ 山の端(高千穂町) ほか)/ 県央(原因(宮崎市)/ コツコツトンネル(宮崎市) ほか)/ 県西(噂の/ チーズまんじゅう食べ比べ ほか)/ 県南(遊泳禁止区域(日南市)/ 旧隧道(日南市〜三股町) ほか)/ エクストラトラック(河童が通った道―宮崎河童ロードを行く/ 神々の里 宮崎を行く―日向神話を辿る。 ほか)

【著者紹介】
久田樹生 : 1972年生まれ。九州南部を拠点に、実話怪談の執筆、実録怪異ルポ、ホラー映画のノベライズ等にて活動。怪談は現地取材をモットーとし、全国を駆け巡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • XX

    久田樹生のご当地怪談は神話伝説などの解説と怪談のバランスが好きなのだが、今回は考察が多めで興味深かった。特に河童の考察を読んでいると、妖怪というより実体を持った未知の生物のように思えてくる。宮崎は妖怪と神社と心霊スポットが豊富なせいか、心スポに突撃して報いを受ける話が多い印象。忌地忌家の怪談はどれも強烈なのだが、日向市界隈で詳しい場所も実際に起きたことも詳細は何も書かれていないのに怖いと思う話があって驚いた。

  • kusawopyonkichi

    なんとなくの土地勘はあるので、あーあの辺りか〜と思いながら読んだ話もいくつか。神話と怪談とはまた別の話

  • holy river

    神話の国・宮崎県の話をまとめた、御当地怪談本の一冊。県北、県央等エリアごとに分けられ、神話や歴史等の話から、地域で取材した実話へとつないでいく。各章毎にコラムもあり、実話怪談とともに伝説、説話も楽しめる構成となっている。観光で訪れたり、関わりがあり見知った土地の話は、景色や空気感が自然と浮かんでくる。取材し聞き取った方言もそのまま記され、臨場感のある語り口となっていて良い。御当地怪談本は、竹書房を中心に多数出版されているので、気になる土地の本を、是非探してみて下さい。

  • ヨコショ

    人の念か、その土地に太古の昔から棲んでいるナニカか、神々なのか、妖怪なのか…誰の仕業にしても科学的には説明できないことが理由で、現在進行形で生活に支障をきたしている者がいるという事実が、宮崎に横たわっている。恐ろしい。 現代怪談だけでなく、宮崎での取材を手がかりに河童がどこから来てどこへ住み着いたのかを辿る「宮崎河童ロード」も興味深い内容。そして宮崎といえば、神話の里。日本神話に触れつつ、人と神々の接点と言えるような不思議な話もあり、神話の延長線上が見えるようでこれもまた面白い。

  • みきみき

    怪異譚はすごく良かった!なかなかゾッとくるものがあって読み応え抜群。ただ、神話あたりの解説が多いので、読みにくい人もいるかもしれません。

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