十蘭ビブリオマーヌ 河出文庫

久生十蘭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309411934
ISBN 10 : 4309411932
フォーマット
出版社
発行年月
2012年12月
日本
追加情報
:
329p;15

内容詳細

おとこ前な男女の、内外の数奇譚。幕末物、西洋実話物語、戦後風俗、女の意地…。

目次 : 国風/ レカミエー夫人―或は、女の職業/ カストリ侯実録/ 淪落の皇女の覚書/ あめりか物語/ 妖婦アリス芸談/ 或る兵卒の手帳/ 大赦請願

【著者紹介】
久生十蘭 : 1902年、北海道函館生まれ。作家。函館新聞社に入社後、上京、岸田国士に師事。渡仏し、演劇論を学ぶ。帰国後、『悲劇喜劇』の編集に従事、演出も手がける。『新青年』などで言語実験を駆使した推理小説、伝奇小説、珠玉の短編群を発表。1957年死去。主な作品に、「鈴木主水」(直木賞)、「母子像」(国際短編小説コンクール1位)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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歴史物の中に混じって珍しい女性物が2編あ...

投稿日:2013/08/27 (火)

歴史物の中に混じって珍しい女性物が2編ある。男の幻想でなく現実を生活している女性が描かれていて、作者の人生経験と観察力と優しさがうかがえる。

tm さん | 静岡県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin さん

    『あめりか物語』のエゴイズムは某文豪のこころよりよほど人間観察が出来ていて女々しさのかけらもない本物の自己中を描き出す。創作以外の史実に基づいた作品はいずれも人間の残酷さを描いて空恐ろしい、人は人に対してこんなにも残酷になるのだから最近ニュースになった自分探しの為の戦争参加など、とんでもない甘ったれなことだと思わずにはいられない。

  • misui さん

    歴史と風俗に取材した短篇集。ペダントリーに満ちた硬質な文体が快い。初めて十蘭を読んだがこれだけ巧ければ何を読んでもはずれはない気がする。「カストリ侯実録」「淪落の皇女の覚書」がお気に入り。

  • Aminadab さん

    河出6冊目、残り1冊。「あめりか物語」が絶品。米軍占領下におかれた貧乏日本を生きる知識層の切実な自画像、必読。「レカミエー夫人」は十蘭得意の〈新時代の女性〉テーマの滑稽篇。四人四様のドジっ娘が楽しい。「妖婦アリス芸談」。明治の東京のポーランド公使館員(当時ポーランドは独立国ではないのでこれは十蘭の凡ミス。珍しい)が堅気の商家の娘に生ませた混血女性が父の実家へ行こうとしてパリで奇禍に遭い、暗黒街の女賊になってしまう話。ドジを踏んでロンドンに移るとアイルランド独立運動に巻きこまれる。十蘭ノワール全開。

  • ふるい さん

    この巻は歴史実録物が多いようで、それらもよかったのだがやはり「あめりか物語」は占領下の日本を舞台に人間ドラマが繰り広げられていて面白かった。「レカミエー夫人」はコメディタッチで描かれる女性たちのやり取りが楽しい。「淪落の皇女の覚書」は、十蘭も"実は生きていたロマノフ家"ものを書いていたのは嬉しい発見でした。

  • mugi さん

    頭から順に読んで『国風』の渋さに唸っていると突然職業婦人の女子会みたいな話になってお嬢さん方のやりとりが滅茶苦茶可愛いし、やっぱり血みどろの軍記もの・歴史ものは外せないし。話の種は無尽蔵。そこをそう切り取るのかと驚かされる。軍記ものもいいのだが硬質かつ「ちゃんと」描写してあるので若干流し読みになってしまう…『あめりか物語』がドラマチックで面白かったからこういうタイプの作品ももう少し読んでみたいな。次の短編集へ。

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人物・団体紹介

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久生十蘭

1902年(明治35年)4月6日‐1957年(昭和32年)10月6日、享年55。北海道出身。本名・阿部正雄。1952年『鈴木主水』で第26回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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