Books

「名探偵ポワロ」完全ガイド 星海社新書

久我真樹

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065206553
ISBN 10 : 4065206553
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

ドラマ『名探偵ポワロ』を英国ヴィクトリア朝&メイド文化研究者が徹底ガイド!

ミステリーの女王アガサ・クリスティーが、作家生涯の大半をかけて書いた名探偵エルキュール・ポワロ。彼の活躍を記す原作小説をドラマ化した『名探偵ポワロ』は、1989年から2013年のなんと24年にわたって放映。英国のみならず日本も含む世界各国でも親しまれ、英国における最多海外放映されたテレビドラマとなりました。本書はその全70話を徹底ガイド! 英国文化研究者の視点から、『名探偵ポワロ』を熱愛っぷりを覗かせながらご紹介します。まだ見ぬ視聴者の方も、視聴済みのファンの方も、『名探偵ポワロ』の味わい深い魅力を一緒に堪能しましょう!

*本書目次
はじめに

メインキャラクター紹介

第1-10話

column 1 家事使用人の制服

第11-20話

column 2 『名探偵ポワロ』と家事使用人

第21-30話

column 3 家事使用人は透明な存在なのか?

第31-40話

column 4 あなたの家はどんな家? 事件現場になった家

第41-50話

column 5 殺人は癖になる? 事件と動機

第51-60話

column 6 『名探偵ポワロ』の探偵像

第61-70話

あとがき

『名探偵ポワロ』全事件リスト

【著者紹介】
久我真樹 : 1976年生まれ、東京都出身。英国文化(屋敷・家事使用人)の研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
ポワロのファンで、何度もNHKの再放送を観...

投稿日:2021/06/28 (月)

ポワロのファンで、何度もNHKの再放送を観てしまうが、この本を読んでより理解が深まった。完全ガイドとは言い難いが、使用人の専門家である著者の観点から新たな見方を提示しており、興味深い。ファンなら読んで損はないと思われる。難点は文字が小さいこと。コンパクトにするため?時代に逆行している・・・

いえつん さん | 東京都 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 緋莢

    ドラマ「名探偵ポワロ」は、原作の長編33本、短編(原案が重なるものなどを省いた)37本を全70話として映像化。1989年から2013年まで24年にわたって英国で放送、日本でも1990年にNHKで放送されて以来全て放送。その全70話の見どころを紹介した本です。「はじめに」で書かれているように、ネタバレには配慮されてますが、「一部核心に触れる記述もあります」。また、合間に挟まれるコラムは※ネタバレ注意というのがついている通り、ネタバレ全開です(続く

  • hal

    デヴィッド・スーシェの『名探偵ポワロ』のガイドブック。各話の紹介ではネタバレはないが、コラムはものすごいネタバレで、色んな統計までとって内容をがっつり紹介してる。著者の使用人に関する知識はとても興味深かったが、ネタバレしまくっての統計は興醒めだった。それより、このドラマは脚本やゲスト俳優も素晴らしいので、そのあたりのリストと、ポワロの住むホワイトヘブンマンションの間取り図が欲しかった。これは私がホロヴィッツファンになったドラマである。それにしても、メイドの肩紐なしエプロンは本当にどうなってるのだろう。

  • あつ子🐈‍⬛

    今NHKBSで『名探偵ポワロ』を毎週再放送してくれているので、我がポワロ熱が再燃しております。嬉しい! クリスティとりわけポワロにハマり、原作を読み漁ったのは中学生の頃。長じて後ドラマ版のDVDボックスまで買ってしまったりと(大人って素晴らしい)私のポワロ愛遍歴は長い。この完全ガイドは大変な優れもので、当時の社会情勢や英国文化、ポワロひいてはクリスティ女史のこだわり等々トリビア満載です。ドラマも原作も知ってるよーて方でも、目から鱗がザザーッと落ちること請け合い。愛すべきポワロの世界へ、ようこそ。

  • Tomozuki Kibe

    ポワロオタクが書いた、ポワロオタクのための、ポワロオタクの本。正しくは「TVドラマ版ポワロ」の本。1930年代のイギリス中流〜上流家庭について異様に強くなれる。社会風俗史の本として楽しんだ。アビーって修道院のことなのね。一部ネタバレありだがそれは取り分けてあるので安心。このヒゲ親父が超強い。

  • タペンス

     著者のポワロドラマへの深い愛に溢れた一冊。デヴィッド・スーシェが食べるために他の仕事をするか、先行き不透明なポワロドラマにかけるか、悩んでいたというのは知りませんでした。見た目はともかく、人としてかっこいい人だったんだなあ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items