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ISBN 10 : 4480421874
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「一冊の本を読むことは、一人の女と寝ることに似ている―外見だの評判だのは、むろん当てにならない。女は寝てみなければわからない」とは、著者久世光彦の言葉だが、言いえて妙である。稀代の本読みが心を震わせる本と、三島由紀夫、江藤淳、吉行淳之介、保田與重郎、太宰治など思いを寄せる作家に熱く迫る。
目次 : 女の“片腕”との対話―川端康成「片腕」/ いつもの時刻―内田百〓(けん)「サラサーテの盤」/ 桜色の恋物語―川上弘美「春立つ」/ キイ・ワードは“小”―川口松太郎「櫓太鼓」/ 葉子―大岡昇平「花影」/ 死への眼差し―清岡卓行「海の瞳」/ 蛍は三度現れる―織田作之助「蛍」/ 老いてなお―岡本かの子「老妓抄」/ “感傷”の大旗―福永武彦「草の花」/ 空の花篭―渡辺温「温哀相な姉」〔ほか〕
【著者紹介】
久世光彦 : 1935年東京生まれ。東京大学文学部美学科卒業後東京放送を経て、映像製作会社を設立、ドラマの演出を手掛ける。92年「女正月」他の演出により芸術選奨文部大臣賞を受賞。作家活動としては93年『蝶とヒットラー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、94年『一九三四年冬―乱歩』で山本周五郎賞、97年『聖なる春』で芸術選奨文学部門文部大臣賞、98年紫綬褒章など数々の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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青蓮
読了日:2017/12/27
メタボン
読了日:2025/01/04
更夜
読了日:2015/09/03
不在証明
読了日:2016/09/11
tonpie
読了日:2020/05/28
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