市場の世界 新しい経済学を求めて

丸山雅祥

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641165717
ISBN 10 : 4641165718
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
278p;19

内容詳細

「見えざる手」の神話を解き明かす市場理論の誕生。

目次 : 第1部 市場理論の先駆者たち―市場の研究に身を捧げた偉大な学者たち(市場理論の始祖―クールノー/ 均衡論の創始者―ワルラス/ 新古典派の開祖―マーシャル/ 市場理論の革新者 チェンバリン)/ 第2部 市場理論の世界―ミクロ経済学の進化をたどる(新たな市場理論の構図―ミクロ経済学の森に芽吹いた若木たち/ ゲーム理論の基礎―新たな市場理論の分析用具(1)/ 情報とインセンティブ―新たな市場理論の分析用具(2)/ 産業組織論の展開―市場への競争性策の視点から/ ビジネス・エコノミクスの発展―市場への経営戦略の視点から)/ 第3部 市場経済の仕組み―市場とは何か、いかに機能するのか(市場と流通業者―もはや、流通機構は「経済の暗黒大陸」ではない/ 市場メカニズムの解明―市場における需給調整の四つの視点/ 外部性と取引費用―市場は外部性の大海に浮かぶ小島/ 市場の編成原理―市場経済の運動法則の解明に向けて)

【著者紹介】
丸山雅祥 : 1951年10月生まれ。1979年3月一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得。1993年4月神戸大学経営学部教授、2017年4月より神戸大学名誉教授。経済企画庁経済研究所客員主任研究官(1988〜91年)、OECD経済統計局コンサルタント(1991〜92年)を併任。経済学修士(一橋大学)、博士(商学)神戸大学。専門はビジネス・エコノミクス、産業組織論。主要業績『流通の経済分析』(創文社、1988年)、(日本商業学会奨励賞受賞)『日本市場の競争構造』(創文社、1992年)、(日経・経済図書文化賞受賞、日本商業学会優秀賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 天婦羅★三杯酢 さん

    有斐閣というブランドは安心感がある。経済系の本であっても、何が何でも自由主義経済万歳、市場に任せれば万事うまくいく、なんて事は決して言わないところがいい。著者は長年近代経済学、それも新古典主義派の人として過ごしてきたということで、マルクスは一回も出てこないし、ケインズを自身の論の中に位置づける事も無く(著作や言葉は引用を何度かしている)最初は「あーやっぱり近経屋さんの本かぁ」という気分にもなったけど、3,4章は、そんな市場至上主義を覆す、市場経済の実態を、肯定的な立場から批判している。

  • ももも さん

    市場の変遷を追う1冊。経済学的な話も多く、理解できたとは言い難い。ただ、Amazonなどのプラットフォームの仕組みなど、局所的に理解出来たところは面白かった。いつかまた読み直そう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品