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アメリカ 流転の1950-2010s -映画から読む超大国の欲望

丸山俊一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396618025
ISBN 10 : 4396618026
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

理想、喪失、そして分断。アメリカはどこへ行こうとしているのか?「偉大なる」実験国家の光と影。NHK「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」アメリカ編を完全書籍化。揺れるアメリカ戦後75年の軌跡。

目次 : 第1部 戦後から60s「理想」から「闘争」へ(理想の50s/ 闘争の60s)/ 第2部 70sから90s 「幻想」「葛藤」そして「喪失」へ(幻想の70s/ 葛藤の80s/ 喪失の90s)/ 第3部 2000sから10s 「不信」から「分断」へ(不信の2000s/ 分断の10s)/ 「理想」が「分断」に反転する逆説への処方箋

【著者紹介】
丸山俊一 : NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー。慶應義塾大学経済学部卒業後1987年NHK入局。ディレクターとしてフランス、イタリア、ロシアなどヨーロッパ取材をベースに多くの教養特集を構成、演出。プロデューサーとして「英語でしゃべらナイト」「爆笑問題のニッポンの教養」「ニッポン戦後サブカルチャー史」などの異色エンタメを企画開発、現在も「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」などの「欲望」シリーズの他、時代の変化を読み解く教養ドキュメントをプロデュースし続ける。東京藝術大学客員教授も兼務、社会哲学を講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まーくん

    NHK『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』アメリカ編の書籍化らしいが、この番組、自分は観ていないし、本書を読んでも全体を通しての論理というか思想のようなものは掴みきれなかった。ただ1950年代からのアメリカ映画に、その当時の米国の政治・社会の状況が如何に反映されているか、アメリカの”流転”の現代史を「なるほどネ」と理解した。特にリアルタイムで観た、自分の青春時代と重なる60年代からの映画の背景についての読み解きは大変興味深かった。感受性の衰えた?90年代以降はあまり映画も観てなかったことが良くわかった。

  • yyrn

    「歌は世につれ 世は歌につれ」は映画にも当てはまる。いまの感覚で観るとそうかな?と思える映画も、当時の社会情勢をていねいに解説されると、どれもが時代が生み出した映画であり、また映画が時代を象徴していたなとも感じられるのだった。だから国境を越えて多くの人々に支持されたのだろうか?▼【理想の】1950年代は核の脅威や人種差別はあったがアメリカは輝いていた(ように見える)。【闘争の】60年代はそれまでの基準・規範・体制に反発する動きが世の中を動かした。【幻想の】70年代はベトナム戦争、オイルショック、環境問題⇒

  • エジー@中小企業診断士

    サブカル、映画からアメリカの変化を読み取る。「大衆の欲望」、時代の変化、社会の空気の変遷の物語とその正体。カウンターカルチャーですら、資本主義を駆動する道具立てとなる構図がある。メインではない零れ落ちる何ものか、ズレ、ノイズ。名付けられないままの通奏低音をメタレベルで捉える、リフレーミングする。理想の50s、闘争の60s、幻想の70s、葛藤の80s、喪失の90s、不信の2000s、分断の10s。時代を彩る映画を通じてアメリカ社会の背景、大衆文化を眺める。好きな映画に別の意味付けがなされる「なるほどね」感。

  • Satoshi

    超大国アメリカの変遷を映画にそって解説する。見ていない映画もあったので、レンタルしようかと思う。物質主義に傾倒している社会は分断が進む。大衆は疑問を抱きつつも、その日を暮らしていく。映画はその日々を様々なテーマで描いていく。

  • スプリント

    映画から読み解くアメリカという国の隆盛。 幼少のころ娯楽として楽しんでいた映画もその時の時代を色濃く反映していたのだなと実感。

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