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タバコの煙、旅の記憶 わたしの旅ブックス

丸山ゴンザレス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863113947
ISBN 10 : 4863113943
Format
Books
Release Date
January/2024
Japan

Content Description

危険地帯ジャーナリストであり裏社会に迫るYouTuberとしても大活躍中の丸山ゴンザレスが、旅先の路地や取材の合間にくゆらせたタバコの煙のあった風景と、その煙にまとわりついた記憶のかけらを手繰り寄せた異色の旅エッセイ15編。海外の空港に到着して一発目のタバコ、スラム街で買ったご当地銘柄、麻薬の売人宅での一服、追い詰められた夜に見つめた小さな火とただよう紫煙‥‥。
煙の向こうに垣間見たのは世界のヤバい現実と異国の人々のナマの姿だった。

ウェブ連載を加筆修正し書き下ろしを加えた待望の一冊。

【著者紹介】
丸山ゴンザレス : 1977年、宮城県生まれ。ジャーナリストであり編集者。國學院大學学術資料センター共同研究員。大学院修了後、無職、日雇い労働、出版社勤務を経て独立。危険地帯や裏社会を主に取材している。テレビ番組「クレイジージャーニー」(TBS系列)やYouTube「裏社会ジャーニー」でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 宇宙猫

    ★★★ タバコをテーマにした旅のエッセイ。クレイジー・ジャーニーの取材話もあったりして楽しく読めた。著者の煙草に対する考えが、タバコの規制が始まった頃に喫煙派が言っていた、コミュニケーションの潤滑剤だとか有利に会話を運ぶための間づくりに必要だという主張と同じで、喫煙者の主張は今も変わってないんだなと面白く感じた。

  • Don2

    世界中で遭遇したタバコのエピソードを紹介する。タバコって世界共通の趣味みたいなもので、他人との共通の話題にもなればリラックスしている印にもなる。タバコミュニケーションという言葉があるけど、喫煙所って、リラックスしていて共通の趣味を持つ人が狭い場所に集まる、仲間を作りやすい空間なのかなと思う。その連帯感が著者の人の輪を広げてきたし、いろいろな窮地から救ってきた。私はタバコも吸わないし海外旅行もあんまり行かないが、著者の表現が上手くて一緒にタバコをふかしてゆっくりいるような気分になる。

  • りん

    クレイジージャーニー常連・丸山ゴンザレスさんの旅手記。若い頃の旅の話から最近クレイジージャーニーで見た話(パリの地下空間)など、毎回煙草を交えて綴られている。そこそこ喫煙者らしく、旅に煙草はつきものみたい。旅先の煙草貰ったりして。そして初めてこの方の文章を見たけど、エモめだね。

  • nobu23

    クレイジージャーニーなどで有名な危険地帯ルポライターによる、これまでの旅の中でタバコに関係する話をまとめたエッセイ。タバコという切り口でバラエティ豊かな海外での体験が語られていて面白い。

  • Yasutaka Nishimoto

    テレビで見たことがないが(ここしばらく民放を見ていない)、最近、旅番組は多い気がする。本書では、著者の喫煙シーンが出てくるが、ちょっと一服、間を置いてという意味合いが強いか。アジアからヨーロッパまで。ただ、自分自身、喫煙者を見かけたことはあっただろうかと思う。

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