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ISBN 10 : 432630278X
Content Description
自治体によるICT活用は、住民参加とガバナンスの向上、そして地域の課題解決に貢献しうるか。財政的困難と地域のつながりの希薄化のなかで、地方自治体と住民は地域SNSとどのように関わったのか。導入の経緯から、利用状況の停滞を経て運用の停止に至るまでの過程について、実証的に検証する。
目次 : 第1部 理論的枠組み(地域情報化政策と住民参加/ 補完性の原理/ 参加型ガバナンス理論への系譜/ 本研究のリサーチクエスション)/ 第2部 地域住民に焦点を当てた分析(地域SNSの利用実態の把握―地域SNS上におけるユーザーの書き込みを対象とした分析/ 地域SNSの設置効果の検証―3地域における比較研究)/ 第3部 地方自治体に焦点を当てた分析(自治体による利用実態調査/ 廃止に至る経緯に関する類型/ 各地域における工夫をこらした運営形態に関する考察)
【著者紹介】
中野邦彦 : 1983年生まれ。東京大学大学院学際情報学府社会情報学専攻博士課程修了。博士(社会情報学)。新宿区自治創造研究所非常勤研究員、東京大学大学院学際情報学府特任助教を経て、島根大学地域包括ケア教育研究センター助教。第13回日本社会情報学会優秀論文賞、第2回社会情報学会研究発表優秀賞、島根大学優良教育実践表彰を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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