官僚制の思想史 近現代日本社会の断面

中野目徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642038935
ISBN 10 : 4642038930
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;22

内容詳細

日本社会を形作った一つの編成原理、官僚制。その職務に従事する官吏の意識や専門知、官界内外で議論された彼らの行動規範を追究し、官僚制の思想的側面に迫る。官僚をめぐる問題が連日取り上げられる今こそ注目の一書。

目次 : 第1部 “意識”―志望と職務における自意識(法科と文科―明治・大正期における帝国大学生の官吏志望/ 国益と外務官僚―北京関税特別会議と「地域主義」の台頭/ 宮内官僚の戦後―「天皇の官吏」意識をめぐって/ 戦後革新政党と官僚制―日本社会党の場合)/ 第2部 “知識”―職務に要する学知と経験知(「国学考証派」にとっての明治国家―官吏としての調査活動/ 文官普通試験にみる「競争」の論理―知識と実務の相克/ 三井物産と業務組織の専門化―日清・日露戦争期における山本条太郎のキャリアパス/ 岩波文化人と文部省―阿倍能成の教育論)/ 第3部 “行動”と“批判”―行動の規範と批判の論理(地方改良運動下における青年郡長の自治観/ デモクラシーからファッショへ―室伏高信の官僚論/ 原理日本社の革新官僚批判/ 官僚としての教員像―ラジオ放送番組「教師の時間」の戦中・戦後史)

【著者紹介】
中野目徹 : 1960年福島県に生まれる。1983年筑波大学人文学類卒業。1986年同大学院博士課程中退。国立公文書館公文書研究職を経て現在、筑波大学人文社会系教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

中野目徹

1960年生まれ。筑波大学人文学類卒業、同大学院博士課程中退。博士(文学)。専攻、日本近代思想史・史料学。現在、筑波大学人文社会系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品