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不倫と正義 新潮新書

Nobuko Nakano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106109492
ISBN 10 : 4106109492
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世に不倫は数多い。2020年のある調査によれば、恋人や結婚相手以外の人とセックスをしている性交経験者の割合は男性が4割強、女性が3割強。とりわけ「働く既婚女性」の不倫が増加中だ。ではなぜ有名人の不倫ばかりがバッシングされるのか。「愛のある」不倫も許されないのか。そもそも結婚制度とは、人間の本能とは―。脳科学者と国際政治学者、異分野の知性が語り尽くす男と女、メディア、国家、結婚の真実。

目次 : 第1部 不倫とバッシング(増える不倫/ バッシングの過激化 ほか)/ 第2部 男と女の性と権力(よい恋愛に必要なもの/ 家では男尊女卑、外ではリベラル ほか)/ 第3部 結婚の罪(結婚の4階建て構造/ 家族のかたちと社会の意識 ほか)/ 第4部 不倫の「倫」(「倫」とはなにか/ 価値観調査に見る日本 ほか)

【著者紹介】
中野信子 : 1975(昭和50)年生まれ。脳科学者。医学博士。東日本国際大学教授。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了

三浦瑠麗 : 1980(昭和55)年生まれ。国際政治学者。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いたろう

    人間の行動に関する多くの著書を出している脳科学者の中野信子と、歯に衣着せぬ発言で異彩を放つ国際政治学者の三浦瑠璃による不倫をテーマにした対談。著書「不倫」で、人間の脳の仕組みは、一夫一婦制に向いていないため、不倫はなくならないと喝破した中野さんと、不倫は違法行為ではなく、否定はしない(と言って、肯定している訳でもない)という意見を持つ三浦さんの対談は、なかなか興味深い。ときめく気持ちをもたらす脳内物質は、脳にとって毒のため(中毒状態なので)、タイマーで切れるようになっているという中野さんの説明に妙に納得。

  • もとむ

    不倫や性加害やetc…何か起こるたびに、「なぜ人は匿名で、こんなにも自分と無関係の誰かを傷つけたいのか?」とずっと疑問だったし、正直辟易していた。それで興味を持ってこの対談を読んでみたが…面白かった!「そもそも倫理がどういうものかも明確にせず、我々は都合の良い時だけ倫理を持ち出して、他者を叩く行為だけ、過剰にエスカレートさせている」「そもそも性行為や欲望はそんなに美しいものではなく、性愛(フェチ)も純愛も全てを有している。それらを取り除くような社会は、監視社会なのでは?」是非はともかく一刀両断が痛快です。

  • ミライ

    中野信子さんと三浦瑠麗さんの対談形式で不倫について語られた一冊。両者引き出しが多いのでとても面白い、中野さんは「不倫」に関して書かれた本を出しているだけあって、脳科学視点で不倫のメカニズムが語られていて勉強になった。昨今の芸能人が不倫したら、社会的に抹殺するまで叩かれる現象も冷静に語られていて、いろいろ容赦なくてよかった。「不倫なんて叩かれて当然」と思っている人にこそ読んでもらいたい作品。

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

    すげー面白かった! とびきりリベラルで頭も良い女性2人が、ちゃんと主観も感情も出しつつ論理的に不倫を語る様と、逆説的に「結婚の良さ」も示してくれている点が素晴らしかった。 世間的には「なんて本だ!!」とまたバッシングされるんだろうけど、これはねー、リベラル寄り男性にはぶっ刺さると思う。

  • いちろく

    中野信子氏と三浦瑠麗氏が不倫について語る談話形式の一冊。そんな考え方もあるのね!?という感覚で読了。例えば、自分が通う学校の先生が不倫をしたり、応援しているアイドルが不倫をしたら、社会的な信用の意味で苦言を呈したり、貢いできた時間やグッズの代金などもあり憤りを感じる人がいる気持ちは解らないでもない。私の場合、憤ることがあるなら自分が関係している事か?どうか?かな。余談ですが、両氏とも女性の方が〜、という記述が少なくなくて、その点は意外だった。女性に対して、女性だから言えることは、現実問題あると思う。

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