危険な世界史 血族結婚篇 角川文庫

中野京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043940035
ISBN 10 : 4043940033
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
15cm,236p

商品説明

毒が強すぎてクセになる仰天エピソード100
エリザベートの天敵、鬼姑ゾフィー皇太后には似つかわしくない初々しい“過去”とは? スペイン・ハプスブルク家滅亡の原因となった忌まわしい“血の呪い”とは? 世界史が断然面白くなる、歴史的スター逸話集。

内容詳細

スペイン・ハプスブルク王朝を200年で途絶えさせた、忌まわしい「青い血」の呪いとは?ロシアのピョートル大帝と異母姉ソフィアの、命をかけた壮絶なバトルの行く末は?マリー・アントワネットの結婚式に、ゲーテが感じた不吉な予兆とは?―ロングセラー「怖い絵」シリーズの著者が語る、歴史的スターたちの隠された素顔と狂気。

目次 : 第1章 魑魅魍魎の宮廷世界(十八世紀最大のスター マリー・アントワネット/ 偉大なる母マリア・テレジア/ 傲慢なブルボン家の人々/ やがて哀しきナポレオン/ 君主たちの血みどろの闘い/ はかなく、逞しく、滑稽な王族たち)/ 第2章 芸術家という名の怪物(美しき旋律の陰で/ エキセントリックも才能のうち?)/ 第3章 宮廷の外もまた…(奇妙きわまるトレンド/ 名物に秘められた過去/ 決闘、処刑、墓荒らし、そして…/ 運命に翻弄され、運命を切り開き)

【著者紹介】
中野京子 : 早稲田大学講師。ドイツ文学、西洋文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    読みやすかったです。通俗ゴシップのコラム。血族結婚がメインのテーマというより、様々な雑学や小ネタが満載という感じでした。欧州の血筋の混沌ぶりは知っていましたが、どこを読んでも楽しめます。王家だけでなく、芸術家や庶民にまで幅広く書かれているので、意外なことを知ることができるのが興味深いです。マリー・アントワネットを基準にした時代の流れはアイディアですね。切れ味がよくて面白かったです。

  • まつこ さん

    マリー・アントワネットを中心にその前後の時代を生きた王族たちの逸話。タイトルからもっと血なまぐさい話が多いのかと思ったら、一つ一つが短くまとめられているので読みやすかった。例えば、昔の指揮棒は重い杖のようなものでそれが元で死んだとか、ギロチンは1981年まで使われていたとか普通の世界史の授業では扱われない小話が多くて楽しかった。 王族と言っても、欲望むき出しで今よりよっぽど人間くさいな。

  • 坂城 弥生 さん

    マリーアントワネットの年齢(生誕〇〇年前、〇〇歳、没後〇〇年)が章の前に描かれてて、時間軸がわかりやすかった。

  • カナン さん

    フリードリヒ二世の若かりし頃のエピソードに触れるならカッテの名前ぐらいは出して欲しかったかな。結婚がメインだから女性寄りの視点になるのはある程度仕方ないが、マリア・テレジアや、中でもマリー・アントワネットはあれこれ書きつつも確りフォローを入れるのに対して、男性に関してはかなり辛口な印象を受ける。中野さんはドイツ文学者だけどどちらかと云うとオーストリア贔屓なのかしらん。著者が女性ではなく男性だったらそれぞれの像はまた大きく変わるんだろう。書いてる本人が一人で盛り上がって読者は置いてきぼりと云えなくもない。

  • Mizhology さん

    殺してしまうと一年以内に命を落とすといわれる神の使い。もう絶滅してしまったのだろうか。ある時また、突然遣わされるのだろうか。中野京子さん3冊目。表題どおりおどろおどろしいけど、面白かった。フランケンシュタインは読んだ事がないので、読んでみたいと思いました。背景ふまえて読んでみたいです。

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人物・団体紹介

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中野京子

北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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