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日本人として知っておきたい明治史(仮)Php文庫

中西輝政

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569902647
ISBN 10 : 4569902642
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

日本近代史の本質とは何か、「明治」という時代を読み直す。今の政治指導者たちと何が違うのか。

目次 : 人間を中心に歴史をつかむ/ 吉田松陰―この国の未来を守るための戦略/ 岩倉具視と大久保利通―近代日本を生み出すための謀略/ 伊藤博文(前編)―現代の霞が関が模範とすべき「明治の官僚」/ 伊藤博文(後編)―世界に恥じない近代立憲国家をめざして/ 明治の三太郎―日露戦争に挑んだ近代日本の「長男」たち/ 桂太郎(前編)―近代軍制を確立し、日清戦争に挑んだ軍官僚/ 桂太郎(後編)―「ニコポン宰相」がめざしたイギリス流二大政党制/ 児玉源太郎(前編)―軍人の枠を超えた政治的手腕の冴え/ 児玉源太郎(後編)―日露戦争勝利を導いた男のもう一つの戦い/ 小村寿太郎(前編)―日英同盟を締結させた気力と胆力/ 小村寿太郎(後編)―日本の勝利を決めたポーツマスでの粘りの交渉/ 乃木希典(前編)―松陰の志を継ぐ宿命を己に課して/ 乃木希典(後編)―自らの死で示した日本人への警鐘/ 日本近代史の本質とは何か―おわりにかえて

【著者紹介】
中西輝政 : 1947年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。2012年に退官し、京都大学名誉教授。専門は国際政治学、国際関係史、文明史。1997年『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で第51回毎日出版文化賞・第6回山本七平賞を受賞、2002年正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 新父帰る

    2022年10月刊。吉田松陰、岩倉具視、大久保利通、伊藤博文、桂太郎、児玉源太郎、小村寿太郎、乃木希典、以上の人物が取り上げられている。この中では桂太郎について詳しく知った。また、所謂、「乃木愚将論」が誤りだったことが丁寧に解説されてあり、認識を改めた。小村の外交官としての気力と胆力には感服した。このような人々が近代日本を牽引してくれたことは、日本にとって幸いである。反日教育を受けた、私の知人も明治維新の前後に活躍した人物だけは、嘘偽りなく褒めてくれる。改めて、これらの人々の偉大さに敬服する次第だ。

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