Books

覇権からみた世界史の教訓 Php文庫

中西輝政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569901275
ISBN 10 : 4569901271
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2021
Japan

Content Description

大英帝国、アメリカ合衆国、次に世界を制するのは?混迷する国際情勢を生き抜くヒントは歴史にあり!

目次 : 第1部 英米覇権の世界史と日本(パックス・ブリタニカの世界覇権と日本―幕末維新を直撃した英露「グレート・ゲーム」/ 世界覇権の文明史―アングロサクソンはなぜ最強なのか/ イギリスの知恵と「悪知恵」―早く見つけ、遅く行動し、粘り強く主張し、潔く譲歩する/ 大英帝国の覇権の源はイギリス国教会にあり/ パックス・ブリタニカと現代のアメリカ―トランプには真似できない大英帝国の支配術)/ 第2部 二十世紀の「怪物」と日本―共産主義とパックス・アメリカーナ(共産主義の覇権戦略と日米戦争/ 覇権争いとしての米ソ冷戦―ソ連崩壊と「パックス・アメリカーナ」/ 世界秩序の転換点を迎えて/ 英米覇権の時代と「明治百五十年」―世界史の試練に生き残った日本/ 米中対立の時代の日本人の生き方)

【著者紹介】
中西輝政 : 1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。2012年に退官し、京都大学名誉教授。専門は国際政治学、国際関係史、文明史。1997年『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で第51回毎日出版文化賞・第6回山本七平賞を受賞、2002年正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ふみあき

    前半の第一部では、近代史を英露の覇権争奪戦として捉え直したり、パックス・ブリタニカをイギリス人の国民性(経験主義=知恵)という側面から分析したり、歴史学というより文学的な感じもするが、とても興味深かった。第二部は「日本人の心」が国防の要うんぬんはともかく、太平洋戦争は共産主義者の策動によって誘導されたとか(全く影響がなかったとも言えないが)、少子化の原因はGHQの陰謀とか(少子化は先進国の通弊だろう)、多少差し引いて読んだほうがいいのかな、という箇所もあった。

  • TS10

    近現代におけるイギリスとアメリカの世界覇権と、日本への共産主義の影響についての歴史評論。幕末期の日本にも大きな影響を及ぼしたとする英露間のグレート・ゲームについての叙述や、イギリスの世界覇権を精神的に支えた知恵についての考察には目を見開かされるものがあった。しかし、戦前日本による対外戦争に共産主義思想が及ぼした影響を考察する箇所に至っては論理の飛躍が目立ち、正直、眉唾物の印象が拭えなかった。

  • 鴨の入れ首

    2021年刊。図書館本です。近現代世界における覇権の仕組みから国際社会を読み解く世界史解説書です。大英帝国の世界支配についてなど説得力のある説明がなされている部分も結構ありましたが、時々「ん?」と引っ掛かる部分もあり、著者もイデオロギーや陰謀論から自由になれないのだなと嘆息しました。1度読めば十分ですね。

  • Go Extreme

    四方八方の脅威下の幕末日本 外交規範例たる英国外交 成功より上手な敗北lose well しおどきへの関心と過程重視 利益配分による宥和政策 海軍力経済力イデオロギーの三位一体 協調的多極主義という覇権哲学 科学的法則下の革命暴力正当化 敗戦革命という戦略 近衛上奏文の共産革命危惧 南進誘導による対米英開戦工作 冷戦の本質軍拡競争 文化基盤のパックス・アメリカーナ クリミア併合による国際秩序挑戦 クリミアの教訓核大国の現実 国際政治力の体系という現実 幸運たる国家存在の認識 明治維新の源泉英国策論

  • Go Extreme

    英米覇権の世界史と日本:パックス・ブリタニカの世界覇権と日本―幕末維新を直撃した英露 グレート・ゲーム 世界覇権の文明史―アングロサクソンはなぜ最強か イギリスの知恵と悪知恵―早く見つけ、遅く行動し、粘り強く主張し、潔く譲歩する 大英帝国の覇権の源はイギリス国教会にあり パックス・ブリタニカと現代のアメリカ―トランプに真似できない大英帝国の支配術 二十世紀の怪物と日本―共産主義とパックス・アメリカーナ:共産主義の覇権戦略と日米戦争 覇権争いとしての米ソ冷戦 世界秩序の転換点 米中対立の時代の日本人の生き方

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items