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シリーズ日本人のための文明学 第1巻 中国の文明観

中西輝政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863102460
ISBN 10 : 4863102461
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan

Content Description

米中覇権、一帯一路、台湾有事、一党独裁、知能化戦争、華夷思想。台頭著しい中国を前に日本人が持つべき視座。フォーラム「文明学の世紀」(座長・中西輝政)メンバー21名による中国理解の羅針盤!

目次 : 第1部 中国と近代文明(近代中国の知識人は「文明」をどのように捉えたのか(川尻文彦(愛知県立大学教授))/ 近代化の果てに出現した中国―中華人民共和国の履歴書(北村稔(立命館大学名誉教授))/ 中央ユーラシアにおける清朝とロシア帝国―多元的文明の接触(山添博史(防衛研究所主任研究官)))/ 第2部 中国と「辺境」の対峙(中国とその「辺境」認識―沖縄からモンゴルへ(岡本隆司(京都府立大学教授))/ 中国の中央=地方関係と北京=香港関係(三宅康之(関西学院大学教授))/ 台湾民主化と中台危機の構造―統合と分離の政治力学(井尻秀憲(東京外国語大学名誉教授))/ 事大と交隣―大陸と半島と列島(岡本隆司(京都府立大学教授)))/ 第3部 台頭する中国との関係(中国の「知能化戦争」―「パンデミック」以後、種としての人類の未来とディストピア(浅野亮(同志社大学教授))/ 東南アジアにとっての中国問題(三宅康之(関西学院大学教授)))

【著者紹介】
中西輝政 : 1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授、京都大学教授を歴任。石橋湛山賞(1990年)、毎日出版文化賞・山本七平賞(1997年)、正論大賞(2002年)、文藝春秋読者賞(2001年、2005年)受賞。専門は国際政治学、国際関係史、文明史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • バルジ

    中国を歴史と現代から複数の論点を示す論集。表題とは異なり現代中国に関する論稿が半分以上を示す「文明と覇権」はやや外れているようにも感じる。しかし本書の示す論点は多様でかつ示唆に富む。個人的には第一章と第三章、第八章が面白い。前者は歴史的視座、後者は現代中国の軍事政策に関する論である。第三章の山添博史の論考は中露関係を論じておりロシアのその「無原則性」故の柔軟な外交は現代の中露関係を見る際に参考となる。

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