Product Details
ISBN 10 : 4121026292
Content Description
ロヒンギャは、ミャンマー西部に住むイスラーム系民族のひとつだ。軍事政権下、国籍が与えられないなど長く差別されてきた。2017年の国軍による掃討作戦以降、大量の難民が発生し、現在100万人が隣国のキャンプで暮らす。民主化運動の指導者アウンサンスーチーはなぜ「虐殺」を否定するのか。本書は、複雑な歴史的背景やミャンマーをめぐる国内・国際政治を通し、アジア最大の人道・人権問題の全貌を示す。
目次 : 序章 難民危機の発生/ 第1章 国民の他者―ラカインのムスリムはなぜ無国籍になったのか/ 第2章 国家による排除―軍事政権下の弾圧と難民流出/ 第3章 民主化の罠―自由がもたらした宗教対立/ 第4章 襲撃と掃討作戦―いったい何が起きたのか/ 第5章 ジェノサイド疑惑の国際政治―ミャンマー包囲網の形成とその限界/ 終章 危機の行方、日本の役割
【著者紹介】
中西嘉宏 : 1977年、兵庫県生まれ。2001年、東北大学法学部卒業。07年、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科より博士(地域研究)取得。日本貿易振興機構・アジア経済研究所研究員などを経て、2013年より京都大学東南アジア研究所准教授、17年、同大学東南アジア地域研究研究所(組織統合により改称)准教授。著書『軍政ビルマの権力構造―ネー・ウィン体制下の国家と軍隊 1962‐1988』(京都大学学術出版会、2009年、第26回大平正芳記念賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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榊原 香織
読了日:2021/03/25
skunk_c
読了日:2021/02/15
HANA
読了日:2021/02/02
ちゅんさん
読了日:2021/04/22
活字の旅遊人
読了日:2021/04/01
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