ナチスドイツと聴覚障害者 断種と「安楽死」政策を検証する

中西喜久司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784892594083
ISBN 10 : 4892594083
フォーマット
出版社
発行年月
2002年10月
日本
追加情報
:
20cm,254p 図版19p

内容詳細

ナチスドイツがヨーロッパを戦禍に巻きこむとともに、600万人のユダヤ人を抹殺したことは、あまねく知られているが、同時に国内の35万人を超える心身障害者に断種手術や「安楽死」を施したことは、一部の識者以外あまり知られていない。本書は本邦はじめて紹介する資料を駆使し、ナチスの蛮行を検証するとともに、反戦・平和・人権と障害者問題について訴え、ネオ・ナチズムの台頭に警鐘を鳴らす。

目次 : ハーケンクロイツの旗のもとに―嵐の十二年/ ドキュメンタリー/ 聴覚障害者は抵抗する/ 最終的解決―狂気のドイツ/ 強制収容所の文学と芸術/ 精神障害と「安楽死」/ 日本への反響、川本宇之介と藤井東洋男/ 「安楽死」と医学実験/ ドイツ抵抗運動と「安楽死」/ ニュルンベルク裁判/ 追及、犯罪人の戦後史/ ナチスと南米・ネオファシズム/ 自由の天地にあっても/ ドイツの少年少女たちは学ぶ

【著者紹介】
中西喜久司 : 1936年奈良県天理市に生まれる。1942年小学校入学。その年に脳膜炎にかかり失聴。1948年県立聾学校に入学。1962年同志社大学英文学科を卒業。同年京都府立聾学校勤務。1996年定年退職。1965年財団法人全日本聾唖連盟理事、同連盟機関紙『日本聴力障害新聞』編集長。現在、聴覚障害英語教育研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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中西喜久司

1936年奈良県天理市に生まれる。1942年小学校入学。その年に脳膜炎にかかり失聴。1948年県立聾学校に入学。1962年同志社大学英文学科を卒業。同年京都府立聾学校勤務。1996年定年退職。1965年財団法人全日本聾唖連盟理事、同連盟機関紙『日本聴力障害新聞』編集長。2002年9月没(本データはこ

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