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ケインズとケンブリッジ芸術劇場 リディアとブル-ムズベリ-・グル-プ

中矢俊博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784495439217
ISBN 10 : 4495439219
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2008
Japan

Content Description

人生の目的は愛と美の享受と真理の追求にある。芸術を愛し、芸術家の妻との愛に生きた20世紀最大の経済学者の生涯にこれまでにない角度から迫る。

目次 : 第1章 ケインズの生涯(1883‐1946年)―愛と美の享受や真理の追求に生きた一生/ 第2章 若き日のケインズ:芸術家への憧れ(1902‐1909年)―科学者ではなく芸術家となりたい/ 第3章 ケインズの哲学とヴァージニア・ウルフの杞憂(1918‐1924年)―ブルームズベリー・グループとリディアの関係/ 第4章 バレエへの関心とリディアとの結婚(1919‐1925年)―美と知性との結合/ 第5章 ケンブリッジ芸術劇場の建設(1930‐1936年)―芸術への憧れとリディアへの愛/ 第6章 CEMA委員長の受諾とイギリス芸術評議会の設立に向けて(1937‐1943年)―芸術を愛する心とその普及/ 第7章 イギリス芸術評議会の理念とコヴェント・ガーデンの復興(1944年‐1946年)―芸術の殿堂とその再興/ 第8章 IMFと世銀の設立記念総会にて(1946年)―チャイコフスキーの「眠りの森の美女」と共に/ 第9章 ケインズの経済社会哲学(1936年)―『雇用・利子および貨幣の一般理論』の第24章より

【著者紹介】
中矢俊博 : 1949年北九州市・小倉生まれ。1973年名古屋市立大学経済学部卒業。1979年南山大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。1979〜80年神戸大学経済学部客員研究員。1986〜88年ロンドン大学教育研究所客員研究員。1999年ケンブリッジ大学経済政治学部客員研究員。現在、南山大学経済学部教授、経済学博士。名古屋市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • Metonymo

    「私自身としては、どちらかといえば、科学者の一人となるよりは、芸術家の一人となることを選びたい」経済学の巨人として有名なケインズは芸術・文化を愛し、戦中・戦後も保護・新興に尽力した。大学時代〜ブルームズベリーグループ(ウルフ、フォスター、フライら)〜バレリーナの妻リディアとの結婚。芸術劇場の創設や評議会など。「私たちは、劇場とコンサートホール並びにギャラリーが、あらゆる人々の教養を深める生きた教材となり、演劇やコンサートにいつも出かけることが、教育の一環に組み込まれる時代の到来を待ち望んでいます」

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