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無駄花

中真大

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065203309
ISBN 10 : 4065203309
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan

Content Description

因縁の再会、そして惨劇―。独特のリズムで綴る殺人と死への道程。第14回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。

【著者紹介】
中真大 : 1991年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。YMCA学院高等学校卒業後、色々な職を転々とする。『無駄花』で第14回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆみねこ

    中真大さん、初読み。死刑囚の手記と言う形の小説。文章が読みにくく今一つ集中出来ないままの読了。デビュー作とのこと、二作目以降に期待。

  • いたろう

    死刑囚が、独房の中で書いた手記の形式を取る小説。彼はどのような罪を犯したのか、何故、犯行に及んだのか。そこに至るまでに、一体何があったのか。主人公が殺めた相手との小学校にまで遡る関係とは? 今日にも死刑が執行されるかもしれないという異様な緊張感の中で、気を紛らわせ、発狂防止のためと書きなぐられる手記。多少荒い文体が、かえって本物の手記のような現実感を醸し出す。ただ、いよいよこれからが最終場面というところで、早足で終わってしまうのが、少々残念。まだ20代の新人のデビュー作ということで、これからに大いに期待。

  • 海の仙人

    小説現代長編新人賞奨励とのことで手に取る。関西弁のセリフも人物の行動も人間の真の声のように現実感があり、引き込まれた。自分の「生まれつきの不運」と罪のループに如何にして抗えばいいのか。「どのような力が働けば、彼の犯行を未然に防ぐことができたのだろうか」

  • きー

    第14回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。序盤から驚きが止まりませんでした。どことなく新しい形。死刑囚の手記がベースとなって進んでいく物語はこれまでになかったのでは?そしてこういった作品が最終に残り、受賞作に選ばれる。新規性としては抜群ですね。なかなか書けない世界観。中村死刑囚の悔しさや怒りがダイレクトに伝わってきました。そして洋子…。何だろう、島田もそうだが女運がとてつもなく悪かったのかな。島田の所業がすべて意図的だったとしたら、人を殺すこと”だけ”が悪という考え方(法律的に)でいいの?と思っちゃうよね。

  • チェアー

    文章は粗いし、読んでいるうちに永山則夫を想起してしまうストーリーは未熟で雑とも言える。描きどころを簡略にして(わざとか)いて、そこは物足りなく思うし。 だが、それを上回る熱がある。熱い。 おそらく作者の持つありったけの熱を、この一作に込めたのだろう。今しか書けない。今だから書くのだ、と。 熱を楽しむ作品。

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