非道とグローバリズム 新聞とテレビが絶対に言えない「宗教」と「戦争」の真実

中田考

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784893088543
ISBN 10 : 4893088548
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;19

内容詳細

なぜ、宗教は戦争を止められないのか?ISは、日本にテロを仕掛けてくるのか?そして第三次世界大戦は本当に起こるのか?感情的にならない、世界との向き合い方を考える!この世で一番巨大な宗教は、イスラーム教でもキリスト教でもなく、「拝金教」だった!?異端のイスラーム政治学者と気鋭の精神科医が、今、世界で起きている“本当のこと”を縦横無尽に語り尽くす!

目次 : 序章 テロとは何か。日本はどれだけの危険に晒されているか。/ 第1章 直接手をかけずに人を殺せば、残酷さを引き受けずに済むけれど…。/ 第2章 「欲望の制御装置」として宗教はどこまで有効か?/ 第3章 中国、ロシア、アメリカ、トルコ…戦争を仕掛けるのはどこか?/ 第4章 為政者が法を勝手に変えるほど愚かなことはない。/ 第5章 イスラーム教、仏教、無宗教…何をもって「死」と考えるのか?

【著者紹介】
中田考 : 1960年生まれ。同志社大学客員教授。一神教学際研究センター客員フェロー。1983年、イスラーム入信。ムスリム名は「ハサン」。東京大学イスラーム学科の一期生。東大大学院人文科学研究科修士課程修了。カイロ大学大学院哲学科博士課程修了(哲学博士)。クルアーン釈義免状取得、ハナフィー派法学修学免状取得、在サウジアラビア日本国大使館専門調査員、山口大学教育学部助教授、同志社大学神学部教授、日本ムスリム協会理事などを歴任

和田秀樹 : 1960年生まれ。日本神経学会認定医、臨床心理士、日本精神分析学会認定精神療法医、日本内科学会認定内科医、日本精神神経学会精神科専門医。東京大学医学部卒業後、東京大学附属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェロー等を経て、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長。専門は老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 樋口佳之 さん

    拝金教/灘に入る前の学習塾からのお知り合いの対談。そのためなのか、少し話が散漫な気がしました。読んでいる間つまらない訳ではないけど、何書いてあったんだっけみたいな。

  • mittsko さん

    文句なしに面白い! 「自由の国フランスの正体、アメリカのグローバリゼーション、日本の教育行政の問題、資本主義の本質など」、現代史を一望するこういう主題設定をなんと呼んだらいいのだろう… 本書が単なる放談、オジサンたちの床屋談義ですまず、鋭い批判性と分析力、構成力をもつのは、ひとえに対談者お二人の知的力量による イスラーム碩学と一線級精神医学者、説明不要の偉大な知識人お二人は、幼馴染の同級生なのだという。行間は広く、スペースも充分なのでさくさく読める。世界と現代を見るこうした目こそ、ボクも身につけたいものだ

  • 田中峰和 さん

    グローバリズムや非道というより、拝金教に侵された日本の問題点を指摘する二人の意見が目立つ。ムスリムは資産を生きているうちに全部使うが、日本人は貯蓄性向が高く、死んだときの貯蓄額は世界一だと指摘する中田氏。一方、定年延長を求める日本に対し、フランスでは労働組合が定年早期化を要求すると和田氏の指摘。貯蓄観、労働観と比較対象は別だが、共通するのは政治の貧しさが引き起こした結果だといえる。生活保護の切り捨てで餓死者が一日5人も出る国でどんな老後を迎えるか不安は尽きない。拝金教というより幸せに死にたいだけなのだ。

  • noko さん

    精神科医✖️イスラム宗教学者の対談。内容は、イスラム教の事柄がベースになっているが、幅広い。しかしちょっと違うのでは?!という主張もあった。江戸時代に士農工商の身分制があったと言うが、今は否定されている。中国は昔の秦帝国に回帰していて秦時代の領土を守ろうとしたいると言うのも、中国はそれ以上の領土拡大を狙っていると思う。納得の話もあった。ハラールビジネスを仕切っているのはマレー人。中国の脅威はイスラム化したウイグル。イスラム系ウイグルは亡命さながら、イスラムの原理主義(本ではIS)に参加するムスリムがいる。

  • かるろすぱん さん

    すぐ読むのやめちゃうんだろうな、と思いつつ手に取ったらあっという間に読み終わってしまった。 西欧や日本は拝金教になっている、相続税を100%にすることで下の世代にお金を残すという考えをなくせば消費も増える、など本当に面白い意見がたくさん書かれている。 中田さんのイスラムへの考え方が面白い。冷静に達観視しているが強い情熱を感じる。宗教全般は説明のつかない物事に潔い諦めをもたらす、とか宗教への考えが変わった。 私は宗教にも、戦争にも疎いのでここで話されていた考え方は私の考えの基礎となりそう。

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