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日本再占領 「消えた統治能力」と「第三の敗戦」

中田安彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880862798
ISBN 10 : 4880862797
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan

Content Description

「ウィキリークス」の日本関連の外交公電の原文を詳細に分析。アメリカ国務省の東アジア担当部局の外交官僚たちが、日本の外務官僚と結託し、民主党政権を潰しにかかっていた事実を白日のもとにさらす。

【著者紹介】
中田安彦 : 1976年、新潟県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。大手新聞社に一時勤務後、副島国家戦略研究所(SNSI)にて研究員として活動。アメリカの政治思想、対日戦略のほか、欧米の超財界人など、世界を動かす企業・人的ネットワークを主な研究テーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Honey

    歴史は、何か現在とは別の過去のもの、とついつい錯覚してしまう私ですが、実際はごく当たり前に連綿と今に繋がっているわけですね。つまり、今いろいろな立場で活動している政治家にしても、血族的にあるいは思想的に、あれやこれやで連動したり、対抗したりしながらの今がある。そして日本の敗戦は、まだまだ続いているようです。この現状認識、とても大切ですね。 そしてやはり、人に大きな影響を与える立場にある人物のキャラクターをしっかり押さえておくことで、世の中の見え方が違うのだろう、と思いました。

  • makio37

    面白かったのは日本律令制の説明と著者による小沢一郎評だ。小沢が挑み潰された相手は藤原不比等から明治維新まで1167年続き、その後も「革命」なき日本で接ぎ木状の国家体制の中で今も残る律令官僚制だったと。さらに、属国の叛乱指導者になり得る彼を米国も許さなかった。制度革命家・小沢一郎の内部の近代理性の頭脳と日本土人としての心根のバランスで時に「傲慢」と非難され、時に「豪腕」と評価されると。彼が目指す三番目の自立「日本人の個の自立」がなされるまで、確かに「50年から100年はかかる大事業」だ。

  • ふぇるけん

    終戦以来、日本はアメリカという国に良くも悪くも影響を受けてきた。政策の立案において、アメリカのお伺いを立てるというのは独立国としてどうかと思うが、日本人のひとりひとりが自立した個人として国のあり方を考えること、そしてブラックボックスになっている事務方の体制については少しずつ変革していくことが必要だ。ショッキングなタイトルではあるが、内容は単なるアメリカ批判ではなく、日本のあり方にもフェアに触れている。インテリジェンスは日本ではむしろマイナス方向に作用しているように感じた。

  • Hiroki Nishizumi

    エスタブリッシュのかべは厚い。例え時代錯誤でも害悪でも破るのは並大抵のことではない。市民革命を経験していない日本の悲劇なのか、、、

  • あっちゃんのパパ

    評価=3:本書のタイトルは衝撃的なものであるが、日本が戦後ずっと政治経済をアメリカにコントロールされ続けているという内容。赤字のアメリカが沖縄から米軍をグァムに移すことは長期的に見ると日本の軍事的負担を増やすことになることを日本の政治家はあえて問題としていないことを指摘。

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