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ワタシゴト 14歳のひろしま

中澤晶子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784811327273
ISBN 10 : 4811327276
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chimako

    修学旅行で広島へ行く。原爆についての事前学習もしっかりとした。実際原爆にあった方々の話を聴く。遺品を見る。靴をみた、ドレスをみた、お弁当をみた、焼けた瓦をみた、花飾りをみた。毎日、それぞれが屈託を抱えて過ごす中学生。ワタシゴトは渡し事。何を受け取ったのか。ワタシゴトは私の事。他人事ではなく自分の事として何かを感じたのか。修学旅行は観光旅行ではなく「修学」旅行。彼らはこれから少し今までと違ったものが見えるかも知れない。中学生に読んでほしい。

  • ☆よいこ

    児童書。YA。修学旅行で広島を訪れる中学生の話。心に響く短編が5つ[弁当箱]母親が作ってくれた弁当を床に投げつけた俊介。2番目の母親が作るSNS映するお弁当が好きではない凛子。「あの日」お弁当を食べることが出来なかったあいつ[ワンピース]修学旅行直前に足を骨折したみさきは、遺されたワンピースを絶対見たかった[くつ]優等生は派手な靴を履きたかった[いし]瓦は焼けた[ごめんなさい]あの日生き残った子ども。手を離した後悔▽原爆投下から75年経つ中で、ヒロシマはどう伝えられるか。「ワタシゴト」は渡し事、私事。良本

  • 花ママ

    修学旅行で広島の原爆資料館を訪れた5人の中学2年生の物語。それぞれが家庭に問題を抱えていたり不満を持つ中で迎えた修学旅行。各班ごとに事前学習のテーマに沿って見学していく。原爆で真っ黒に焼けてしまった弁当箱、奇跡的に焼け残ったワンピース、く つなど、品物にまつわる話からは原爆の悲惨 さが、ひしひしと伝わってくる。同世代の中 学生に、ぜひ読んでもらいたい。

  • ヒラP@ehon.gohon

    先ずは、「渡し事」と「私事」かけたタイトルの「ワタシゴト」に脱帽です。 広島平和記念資料館を修学旅行で訪れる現代の中学生と、資料館に展示されている原爆遺品が、今風に出会い、中学生の心に刻まれて行きます。 弁当箱、ワンピース、くつは、アーサー・ビナードの「さがしています」の写真で鮮明に記憶されているので、この本の物語の中で、はっきりと繋がりました。 14歳の若者に、広島原爆の記憶が受け継がれていく、良い本だと思います。 できれば、題材になっている物たちも、しっかりと対面してもらいたいですね。

  • ちえ

    修学旅行で広島平和資料館を訪れた中学生。そこで出会った「物」「人」。弁当箱、ワンピース、靴、瓦、原爆当事者。短い話だが現代の中学生が抱えている問題とも絡めての作りに好感が持てる。ワンピースとくつの話が好み。題名の「ワタシゴト」は渡し事、私事、いいネーミング。続編、続々編もあるらしい。

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