Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ceskepivo

  読了日：2025/10/08

  古い本だが次の部分は、今でも有効。「わが国もまず、全方位で首脳外交を強化すべきである。さらに、援助における官民連携を進めるとともに、投資の面でも、企業の進出を一層後押しする必要がある。」

• むとうさん

  読了日：2012/08/11

  G20をG7（G8)とIMFの中間の規模を持つ国際会議として考えたくなるがそれが難しいということ。G7時代は仲間意識から合意の実現へ動けたが、新興国と先進国の利害対立が大きいG20だと仲間意識を持ちにくく、そもそも合意一つとっても困難であるということだ。こういう時代だからこそIMFのような正式な「国際機関」の力が必要なのは確かにそうだろう。ここのところユーロ圏の問題が大きすぎることもあって、「G20の経済学」というよりは「リーマンショック後の国際経済政策史」という体裁ではあったけども。

• Keisuke Hosoi

  読了日：2012/06/16

  国際マクロ経済理論と国際マクロ政策協調をめぐる政治力学についてが、米中不均衡・リーマン→ギリシャ危機→ユーロ危機の流れ、新興諸国の状況等最近の話題を素材にバランスよく書かれている本。マクロ的な財政・金融政策には限界もあるが（例：流動性の罠）国家がミクロ的に経済を規制することは難しくなってきている（窓口規制なんて主要国では中国以外で聞かないし、業界への指導規制も嫌われる御時世）なか、通貨の管理と資本流出入と金融へのコントロールはまだある程度効くわけで、やはりマクロ経済政策について学ぶことの意義は大きいと思う

• Humbaba

  読了日：2012/05/07

  どの国家であっても，最も重要なことは，自国の繁栄である．そして，交渉というものはそれを実現するための手段である．自国の繁栄に必要なこと．それは，自分たちが一体どのようなものを目指しているかを明確にすることであろう．

• ビリー

  読了日：2016/02/16

  2012年の本なので日頃からちゃんと世界経済にアンテナ張ってる常識人にはもう使えない。でもアジア通貨危機あたりから出版時点までの15年くらいの世界各国のあれこれをざっくり眺めるには良いんじゃないかと。自分は、各論の勉強する前に全体を俯瞰する目的で。

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