猫かぶり令嬢アリアの攻防

中村颯希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047377141
ISBN 10 : 4047377147
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
388p;19

内容詳細

純情可憐なアリアは社交界で評判の男爵令嬢。その裏の顔はある事件で出会った精霊の要請を受け、貴族から呪われた宝石を回収する役目を負った泥棒令嬢であった。突然の泥棒家業に苦戦する―かと思いきや、強かで世渡り上手なアリアは宝石の回収に次々と成功。しかし冷酷無比な美貌の聖騎士・ラウルに正体を見抜かれてしまい!?追う聖騎士と逃げる泥棒令嬢、二人の関係は思わぬ方向へ転がり始めて…!?「求婚しにきた」「いやなんで!?」

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はつばあば さん

    この様な本も二番煎じや三番煎じが多くなって、まぁ作者さんが変われば結末迄同じとは限らないし・・と読ませてもらっていますが、今回は一番を引き当てたかと❤️。庶民?孤児が貴族の養女となり、優し過ぎる義父の為に、鈴蘭の君と呼ばれる様な淑女を演じたり、怪盗となって大厄を宿った宝石の除霊?等と。そうしている間に見目麗しい聖騎士さん登場で彼女を捕まえようとするのですが・・人と目を合わすことのない騎士様を堂々と見つめることのできるアリア。さて( ˊ̱˂˃ˋ̱ )。面白く読ませて貰いました。 KUです

  • わたー さん

    ★★★★★おススメを見かけて読了。メンタルクソザコな女の子も好きだが、この主人公のような、貞淑な淑女のように装ってその実、大胆不敵で強かで愛情が深いメンタルつよつよな女の子もまた良いものだなと。下町の孤児院出身ながらお人好しの男爵に養子に迎えられたアリアだったが、男爵の管理する宝物が破損したことで封じれらた呪いが国中にばら撒かれてしまう。その呪いの宿った宝石を回収するため盗みを繰り返す彼女の前に、泥棒の捕縛を命じられた聖騎士が現れて…という物語。人の認識の隙間をついて巧みに盗みを成功させるアリアと、

  • しぇん さん

    面白かったです。孤児院育ちの令嬢の奮闘記。義父の管理する宝物庫の事件から宝石を盗む事になったアリア。逞しく生きてる彼女ですが、義父や孤児院の仲間、今は亡き恩師等の身内へのやさしさが良かったです。強さだけでなく、脆さも多くより魅力的に書かれてました。ヒーロー役にも結局つかまってますがお似合いの二人だったなと。精霊も小物ぽいけど、なんだかんだ優しいし主人公の事を本気で思っていて良かったです。結構よい一冊でしたが話綺麗にまとまっているので続編はない感じですかね

  • サキイカスルメ さん

    生きてきた環境からちゃんと強かでフィジカルも精神も強いんだけど、自分の大切にしている存在という弱点がでたときにただの女の子になっちゃうの良すぎませんか!?最初は面白いなぁと思いながら読んでたけれど、終盤でどうしてアリアが報告をしたくないのかが明かされた時には涙涙涙でした。だから彼女は自分を傷つけるやり方ばかり選ぶんだなと納得したと共に心から優しい子なんだなとわかったらもうダメだった…。そこからことあるごとに泣いてましたよ、あんなのは涙腺崩壊よ。読めてよかったです。

  • なぎ さん

    可憐な男爵令嬢と社交界で評判なアリアの裏の顔は精霊からの要請を受けて貴族から呪われた宝石を回収すること。しかし冷酷な美貌の聖騎士・ラウルに正体がバレてしまい···。あらすじの「求婚しにきた」「いやなんで!?」の会話が面白くて気になって購入。アリアとラウルの攻防戦をニヤニヤしながら読了。ラウルが頑張ってアリアにアプローチするもののアリアがなかなか素直になれず大苦戦、こういうじれったい展開大好物です。終盤にベルタがアリアへ残したメッセージにジーンときた。番外編はとりあえず「バルトご苦労さま」といいたい(笑)

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中村颯希

2016年、『無欲の聖女』(主婦の友インフォス社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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