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死んだ動物の体の中で起こっていたこと

中村進一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784893089656
ISBN 10 : 489308965X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

死んだ動物の体内では、こんなことが起きていた!

【著者紹介】
中村進一 : 獣医病理医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どんぐり

    著者は動物の遺体から、生きていた「過去」に何が起こっていたのかを究明する獣医病理医。死んだ動物に敬意を表して死体とはいわない“なるほど!ザ・ワールド”。野生動物やペットがどのような病気にかかり、どのように死亡したのか、獣医でなければわからないことが書かれている。遺体袋を開けた瞬間にどんな動物かわかるというにおい、人間の敷いた道路による影響で野生動物が死ぬ「ロードキル」、ペット動物として日本に入ってきた40〜100キロのミニブタと20〜40キロのマイクロブタ、エキゾチックアニマルのことなど、→

  • jam

    銀河系の恒星は約2千億、人ひとりの細胞は約3兆2千億。シロナガスクジラは人の15倍あるという。獣医病理医である著者が死後の動物を病理解剖し、死因をつきとめる。動物の死も人の死も意味することに変わりはない。私たちは他の生命をいただきながら生きている。生きることの究極は、それに尽きる。動物や植物にどこまでの思考があるのかは定かではないが、彼らは摂理のままに生きて死ぬ。そして、細胞のひとつひとつがひとつの生命を構成することは、森羅万象の摂理とも違わない。物言えぬ生命のなんと愛おしいことか。物言えぬがゆえに。

  • kanki

    獣医の病理解剖。リス連続死の原因特定。捕獲性筋疾患から腎不全へ。生肉だけだと栄養偏る。動物と共に暮らすために大事な仕事だ。

  • tomtom

    獣医病理医という職業は初めて聞いたし、動物園で死んでしまった動物も、園の獣医ではなくて専門の獣医病理医が解剖していることも初めて知った。子どもの頃からブタを飼いたいと思っていたけど、病気とかまだ分からないことも多くやっぱり簡単に飼うことは出来ないなと思ってしまった。

  • ゼンタンくじら

    獣医病理医として動物の解剖を行うことで、物言わぬ動物の「死」を学び「生」と向き合っている著者。人間の無知さ身勝手さに心が痛くなる部分もあったけど、著者の動物たちへの愛情と飼い主への配慮など著者の優しさも感じられたりして、とても学びになりました。動物と人間との距離が近くなり、家族のような存在になってきている。共生していく以上もっと動物たちの事を知らなければならない。

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