チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代 中公文庫

中村紘子(1944-2016)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122018587
ISBN 10 : 4122018587
フォーマット
出版社
発行年月
1991年11月
日本
追加情報
:
16cm,305p 図版12p

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買ってから長らく読まずに放置していたので...

投稿日:2018/01/12 (金)

買ってから長らく読まずに放置していたのですが、最近見つけて読みました。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作であったことは最近知りました。夢中になって読める面白さでした。中村紘子さんの文章力や発想力は凄いと思います。中村紘子さんの若き日のエピソードなども挿入されていて、またいろいろなコンクールやピアニストあるいは旧ソ連の音楽家などのことにも触れられていて、興味深い作品でした。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    第20回(1989年)大宅壮一ノンフィクション賞。 チャイコフスキーコンクールのピアノ部門の 審査員として 参画した 著者の視点は 新鮮で 面白い。冷戦時代のソビエトで、 音楽の世界を舞台にした 天才たちの栄光と苦闘…それにしても 音楽の 世界は 凄まじい。消えていった神童たちの その後の方がなぜか気になる、そんな印象の作品だった。

  • まーくん さん

    先年、亡くなられたピアニスト中村紘子さん。まだまだ若かったのに…。彼女が審査員を務めた1986年のチャイコフスキー・コンクールの経過をたどりながら、日本や世界の音楽事情について語る。文章が上手。審査の内情が面白く引き込まれる。ピアノの世界も男性優位(特に西洋では)というのには驚いた。チャイコフスキー・・では、女性の第一位入賞者は出ていないという。複雑な事情からナタリア・トルルを第二位に終わらしたことに痛み覚えるという。世紀最後の’98年大会の頃には女性の第一位が誕生しているかも知れないと期待を込めている。

  • おにぎり さん

    コンクール出場者の低レベルな発言が目に付く。出鱈目とか我流の演奏とか。審査員としての著者はロクな演奏を聴かされていないかのよう。若く幼い演奏家は「神童出現願望」 という圧力の重みにつぶされて大成していかない。指導・教育を含めて期待ですらヤジでしかなく、もはや実績や肩書とは関係ない世界なのだろう。コンクール開催国で借りた部屋に残された銃弾の痕跡に驚かされた、ホテルのディナーが粗末だったとか。花のワルツの華やかさとは裏腹な著者の苦労話というイメージが漂った。

  • HoneyBear さん

    訃報を知る。中村紘子さんのご冥福を祈ります。以下転記:チャイコフスキー/コンクールは演奏家にとってのオリンピック。数万時間を練習に捧げ楽器を極めた演奏家たちの凄まじい戦い。その中で入賞を果たし、審査員まで務めた作者の解説は素晴らしい。曰く、リヒテルは尊敬され手本とされるが誰もリヒテルを目指そうとしない。ホロヴィッツを手本にしたら一巻の終わりだが彼のようになりたいと思わないピアニストはいないと。この本を手にYouTube等でいろいろな演奏家の聴き比べをすることが楽しみとなった。(私にはリヒテルが一番。)

  • 赤とんぼ さん

    中村紘子先生のとてもチャーミングで鋭い指摘に、何度も、ハッとさせられました。ここで指摘されている問題は、今でもあると思います。 それでも、西洋音楽を教養主義よりも一種の娯楽主義からとらえる人々は、確実に増えていると思います。だからこその問題も生まれているとは思いますが。(クラシック音楽を聴く人の数が減っていることの根底には、このような、世代によるクラシック音楽への感覚の差があるように感じることがあります) コンクールの内側が少しわかる、とても興味深い本でした。

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中村紘子(1944-2016)

1944‐2016。三歳で、桐朋学園音楽科の前身となった「子供のための音楽教室」第一回生として井口愛子氏に師事。慶應義塾中等部三年在学中、日本音楽コンクールにおいて史上最年少で第一位特賞を受賞。翌年NHK交響楽団初の世界一周公演のソリストに抜擢され、天才少女としてデビュー。その後、ジュリアード音楽院

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