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証言 貧困女子 助けて!と言えない39人の悲しき理由 宝島社新書

中村淳彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299000668
ISBN 10 : 4299000668
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan

Content Description

日本における貧困問題は、圧倒的に女性の問題である。20歳から64歳の単身女性の相対的貧困率(年収122万円以下)は29%。男性のそれは21.1%とその差は歴然としている。単身女性の約3人に1人が月収約10万円での生活を送っていることになる。彼女たちはなぜそのような状況に身を置くことになったのか――。女子大生、派遣OL、公務員、シングルマザーなどの属性、都市部と地方などの違いによる地域性、悪化する単身高齢女性の貧困率などに象徴される年齢による差異など、さまざまな切り口から見えにくい「女性の貧困」を当事者の声も交えてレポートする。監修は『東京貧困女子。』が話題のノンフィクション作家・中村淳彦氏。

【著者紹介】
中村淳彦 : ノンフィクションライター。貧困や介護、AV女優や風俗など、社会問題をフィールドワークに取材・執筆を続ける。『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)は第2回Yahoo!ニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞ノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かわうそ

    ★★★☆☆たった250ページほどで39人の話をまとめるというふうが無理な話で確かにそれはそれでおもろい試みなのだがどうしても1人の話が薄まってしまうのが残念。奨学金制度について義務教育の時に奨学金は無闇に借りるものではないということをもっと教えるべきではないだろうか?奨学金という名の借金地獄の沼に入る少年少女たちを見殺しにしている今の世の中の現状を変えないと日本の明るい未来は来ない。日本から差別が消えたと思われがちだけど差別が地下化しただけで陰湿な職業差別の伝統が未だに続いている。まことに嘆かわしい

  • ごへいもち

    どうしてここまで考え無しなのか、世間知らずなのか。依存症、発達障害、貧困の連鎖。本当のエリート達に何とかして欲しい

  • あつこんぐ

    『東京貧困女子』を読んだので、こちらも気になり購入しました。前作は家族や国のせいで貧困に陥った人が多く応援したい気持ちになりましたが、今作は自業自得の人も多く「なんだかなぁ」と…。私の職場にもトリプルワークをしてる看護助手さんがいて、あら探ししか能のないアホな政治家に回す金があるならこっちにくれ!!と言いたくなります。この本読んだらお先真っ暗という言葉しか出てこず、子供達の将来が心配です。

  • タナカ電子出版

    39人の貧困女子 1章非正規女子の絶望 2章シングルマザーの悲劇 3章介護女子の失意 4章高齢女性の自棄 5章ネカフェ女子の迷走 6章女子大生の締念 7章搾取される女子の極限😢♀️この本は現実ではありますが、その現実である貧困女子をつくっている存在が自分自身である事にも気付いてほしい。元気になるような本ではないので、おすすめはしません。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

    恐ろしい証言集だが、うすうすわかっていた。貧しい中年男に生活保護は払いたくないので、介護職員として低賃金で働いてもらう方向に持っていく国の施策。役割が終わった高齢女性には生きるための情報を知らせる事なく餓死や孤独死してもらい、無駄な社会保障費を使わない国の施策。患者や高齢者に支払われるべき医療報酬や介護報酬が人材派遣会社に流れていく国の施策。貧困者を貧困から這い上がれないようにして使い果たす社会。役に立たないと判断された人々を住居食事の補償もしない社会。ディケンズも顔面蒼白ものである。

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