社会変革と社会科学 時代と対峙する思想と実践

目次 : 第１部　時代と対峙する社会科学（安保軍事同盟批判の国際法学―一九六〇年の遺産相続/ 民主的非軍事平和主義の展望/ いわゆる「二つの法体系論」の改版の課題　ほか）/ 第２部　時代と対峙する思想（バーリン「二つの自由概念」の原型/ 歴史法学とパウンド―プラグマティズム法学の試み/ Ｇ．ジェイコブとイギリス法学史の二つの流れ―『各人が自分自身の弁護士』の成立をめぐって　ほか）/ 第３部　時代と対峙する実践（恒藤恭思想の実践性とその現代的意義/ 移民急増にともなうロンドンでの超多様性の出現―人権という視点からの把握/ 近代日本における「前段の司法」とその担い手―一八八〇年代滋賀県彦根地域の民事判決原本にあらわれた代言人と代人を素材として　ほか）

【著者紹介】
中村浩爾 : 大阪経済法科大学名誉教授、京都大学博士（法学）、民主主義科学者協会法律部会・元全国事務局長、基礎経済科学研究所自由大学院・元校長

桐山孝信 : 大阪市立大学大学院法学研究科教授、また２０１０年４月から２０１４年３月まで大阪市立大学理事兼副学長を務めた

山本健慈 : 一般社団法人国立大学協会専務理事、和歌山大学名誉教授（１５代学長）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）