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ISBN 10 : 4258046345
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政党間の関係性の変化のほか、政治にかかわる制度、有権者の意識、市民社会の動向など、多方面で生じた政治的変化と、成長と分配のバランスを政府はどう図ってきたのか、その現状と課題を把握。2015年度から2016年度にかけてアジア経済研究所が実施した『ポスト・マハティール期のマレーシアにおける政治経済変容』研究会の最終成果。
目次 : ポスト・マハティール時代の解読にむけて/ 第1部 政治篇(ポスト・マハティール期の政治―改革、挫折、反動/ 幻の二大政党制―変わる政党システム、変わらないUMNOのヘゲモニー/ 覇権政党の急激な後退と対抗―区割りの誤算と新旧対立軸の相克/ 政治の自由化とリーダーの生存―2015年扇動法修正法案を中心とした法制度改革の分析/ 活性化した社会運動と市民社会の変貌―ブルシ運動による街頭デモの日常化)/ 第2部 経済篇(ポスト・マハティール期の経済概観―高所得国入り目前も構造改革に遅れ/ 政府関連企業(GLC)改革とブミプトラ政策―コーポレートガバナンスの視点から/ マレーシア企業の多国籍化―途上国のサービス産業の海外展開/ マレーシアにおける貧困と所得・資産の格差―推移と見通し/ 地域開発―均衡成長の終わらない挑戦)/ マレーシアの現在地―政治発展と経済発展の不均衡
【著者紹介】
中村正志 : アジア経済研究所地域研究センター・東南アジア1研究グループ長
熊谷聡 : アジア経済研究所開発研究センター・経済地理研究グループ長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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