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いま地球は? 人類は? 本の旅 三十年

中村桂子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865784480
ISBN 10 : 4865784489
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

道しるべとなる59冊の本たち
『毎日新聞』書評委員として30年以上、「生命誌(バイオヒストリー)」の観点から、科学の本にとどまらず子どもの本や文学・芸術など、人間がこれから歩いていく道を照らす多くの本を紹介してきた中村桂子さん。「科学者とは」「環境問題」「こころ」「A?I」「戦争」‥‥などのテーマ別に選りすぐった59冊の書評集。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    57冊の書籍が、科学・環境・こころ・AI・子どもなどに分類して紹介されている。書評には鮮度が大切だが、ここには40年以上前の書評も収録されている。新刊本の目新しさを追うのではなく、地球や人類や科学を考える上で本質的に大切な本…生化学のシャルガフ博士、言語学のチョムスキー博士、神経科学のダマシオ博士などの名著の数々である。シャルガフ先生の「ヘラクレイトスの火」の評に「本書の最大の魅力は真の教養を見せつけてくれるところ」とあるが、同じ意味で、この本を通じて、中村さんの深い教養を実感できる。立派な方だと思う。

  • けんとまん1007

    敬愛する方のお一人、中村桂子さんの書評集。時代を超えて、根本的なところへの視点がなるほどと思う。今、世の中で取り上げられ、取り組まれていること自体を、改めて考えるきっかけになる。地球というこの星をどう考えるのかが問われている。そこにある資源の収奪というところから、いかにして距離を置いて、ものごとを考えられるか・・に尽きるのかと思う。

  • がんぞ

    人類だけが最高に進化し知性を持つに至った存在ではなく、生態系そのものがニッチを広げ適応に適応を重ねて細分化し環境の変化に応じて生存圏を拡大してきた〈生命誌〉を提唱してきた著者が、生命誌の概念に触れる57篇を四十年に渡る書評からセレクトして示す/二十数年前に『スノーボールアース』仮説を半信半疑で紹介しているが、その後ほぼ確定的となり、今では時期の一致から酸素呼吸や多細胞生物出現などといった〈大進化〉の過程に大きく関わっていると考えられている/『日本国憲法を生んだ密室の九日間」 が「平和の尊さ」で選ばれている

  • マウンテンゴリラ

    著者は紛れもなく一流の科学者であるが、その教養の範囲は専門性を超え、また逆に専門性を強化するのにも役立っているということを、本書を読んであらためて感じた。生命現象を客観的に捉えられる物質の運動とのみ見るのではなく、主観性をもって予測不能な動きをする、ある意味神秘性を感じさせる現象ととらえ、それゆえに、そのかけがえのなさ、その道具的利用の理不尽さを訴えているようにも感じられた。人類が破滅への道を歩みつつあるならば、それはそれで生物史の中では、繰り返されてきたことであり、ある意味やむを得ないと言えるの→(2)

  • Go Extreme

    科学と科学者: 科学の定義 観察と実験 理論と法則 反証可能性 科学の目的 科学者の役割 知識の普及 倫理的責任 科学と社会の関係 科学教育の重要性 環境問題と地球の未来: 現代文明の影響 環境問題 持続可能な社会 生命誌 自然との共生 都市化と環境破壊 エネルギー消費 社会的責任 教育と意識改革 生命誌と進化: DNAと進化 人類の進化 適応と自然選択 生態系のつながり 科学と人間性: 技術革新と倫理 人工知能の限界 言語と知能 知能の本質 人間らしさの再考 社会と戦争: 戦争と環境破壊 次世代への教育

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