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五感にひびく日本語

中村明 (国語学者)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791772360
ISBN 10 : 4791772369
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

煙のような声、ねっとりとした春、氷のかけらのような星、無防備な膝の裏、風に吹かれているような後ろ姿―。すぐれた比喩は、新しいものの見方を開拓する。日本近代文学の選りすぐりの表現から、ふだんづかいの言い回しまで。その妙味を堪能しながら、日本人のユーモアと想像力のありかへ。

目次 : 第1章 体ことばの慣用句(頭/ 顔 ほか)/ 第2章 イメージに描く慣用表現(愛嬌がこぼれる/ お灸を据える ほか)/ 第3章 抽象観念も感覚的に(明暗/ 色彩 ほか)/ 第4章 喜怒哀楽を体感的に(歓喜/ 憤怒 ほか)/ 第5章 比喩イメージの花ひらく(光―光の澱/ 翳―夜の脈搏 ほか)

【著者紹介】
中村明編 : 1935年9月9日、山形県鶴岡市の生れ。国際基督教大学助手、国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校の早稲田大学教授となり、現在は名誉教授。日本文体論学会代表理事(現在は顧問)、高校国語教科書(明治書院)統括委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 知降 星人

    根源的な比喩こそ、世界解釈の手段として力を発揮するはずなのだ。 すぐれた比喩は、新しいものの見方の開拓だったように思われる。

  • 由佳

    日本語の慣用表現や比喩をテーマごとに紹介する本。特に前半、列挙するだけなら箇条書きでいいのではないかと思った。優れた比喩は読み手に臨場感のある、また感覚的な体験を呼び起こす。

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