Product Details
ISBN 10 : 4791772369
Content Description
煙のような声、ねっとりとした春、氷のかけらのような星、無防備な膝の裏、風に吹かれているような後ろ姿―。すぐれた比喩は、新しいものの見方を開拓する。日本近代文学の選りすぐりの表現から、ふだんづかいの言い回しまで。その妙味を堪能しながら、日本人のユーモアと想像力のありかへ。
目次 : 第1章 体ことばの慣用句(頭/ 顔 ほか)/ 第2章 イメージに描く慣用表現(愛嬌がこぼれる/ お灸を据える ほか)/ 第3章 抽象観念も感覚的に(明暗/ 色彩 ほか)/ 第4章 喜怒哀楽を体感的に(歓喜/ 憤怒 ほか)/ 第5章 比喩イメージの花ひらく(光―光の澱/ 翳―夜の脈搏 ほか)
【著者紹介】
中村明編 : 1935年9月9日、山形県鶴岡市の生れ。国際基督教大学助手、国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校の早稲田大学教授となり、現在は名誉教授。日本文体論学会代表理事(現在は顧問)、高校国語教科書(明治書院)統括委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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知降 星人
読了日:2023/04/27
由佳
読了日:2023/06/29
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