保科正之言行録 中公文庫

中村彰彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122050280
ISBN 10 : 4122050286
フォーマット
出版社
発行年月
2008年05月
日本
追加情報
:
16cm,243p

内容詳細

兄・家光の遺命を受け、四代将軍家綱の輔弼役を忠実に果たし、徳川幕政を文治主義体制に導いていった保科正之。その仁心無私の精神は、会津士魂として後世まで多大な影響をおよぼした。その遺されたことばの数々に、理想の政治家像をみる。

目次 : 第1章 将軍の庶子に生まれて(幸松(正之)誕生/ 「健気なる生れ付」 ほか)/ 第2章 名君への一歩(「今の高遠でたてられやうか早く最上の肥後様へ」/ 減税・防水・飢饉対策 ほか)/ 第3章 王道政治への軌跡(誠実無比、仁の体現者/ 「託孤の遺命」の遵守 ほか)/ 第4章 会津士魂の原点(仁心で培った反・厳罰主義/ 寛容と気配り ほか)/ 第5章 「会津藩家訓」に託す正之の遺志(生と死を冷静に見つめて/ 死を覚悟した“自分以後” ほか)

【著者紹介】
中村彰彦 : 1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部在学中に、「風船ガムの海」で第34回文學界新人賞に佳作入選。同大学卒業後、文藝春秋に勤務する。『週刊文春』『諸君!』『オール讀物』『別冊文藝春秋』の各編集部および文芸出版部次長を歴任。その間の87年、『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞受賞。91年より執筆活動に専念する。93年、『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞を、94年には『二つの山河』で第111回直木賞を、2005年には『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 茶幸才斎 さん

    会津藩主にして、徳川三代家光、四代家綱のブレーンとして幕政の文治政治への舵切りに大いに貢献した保科正之の事績について、『家世実紀』『千載之松』『会津松平家譜』『土津霊神言行録』などの文献記述から紹介した本。前書『保科正之』中公新書(1995)を著してなお、日本近世史上稀に見る偉人ながら、歴史教科書での扱いがぞんざいに過ぎることへの不満から、なんとか正之再評価の気運を高めようと気を吐いている。ために、文献の記載について、根拠なく彼に好意的な解釈をしている部分も見受けられる。焦りは禁物である。大河は寝て待て。

  • あんPAPA さん

    読み物としての面白さは無いが、「乾坤の夢」で軽く触れられた秀忠公の落胤がこのような稀代の名君で会津藩の祖であり容保公の祖先であったとは・・・。福島出身の私の祖先もその恩恵を受けたのであろうか?

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