いつの日か還る 新選組伍長島田魁伝 文春文庫

中村彰彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167567088
ISBN 10 : 4167567083
フォーマット
出版社
発行年月
2003年12月
日本
追加情報
:
16cm,630p

内容詳細

新選組の伍長として幕末の動乱を戦い抜いた寡黙な巨漢・島田魁は、討幕派との全ての戦いに奔走する。ときに内部の軋轢に巻き込まれながらも、新選組を心から慈しみ、忠義を尽くし続けた男の苦悩と剣術にかける情熱、戦友・永倉新八との友情など波瀾万丈の生涯を史実に沿いながらありありと再現した長編剣豪小説。

【著者紹介】
中村彰彦 : 1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒業後、出版社勤務を経て文筆活動に入る。87年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年には『二つの山河』で第111回直木賞を受賞した。史料を綿密に読み込んだ堅実な作風は高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    永倉新八、斎藤一同様維新以後も生存していた、新選組幹部の数少ない一人島田魁の物語なので、登場する人物の性格や考え方等に真実味があり新選組を違う角度から知ることができたかな。

  • 桜もち さん

    新選組伍長の島田魁をクローズアップ。朴訥で信心深い人柄。芹沢暗殺から五稜郭まで新選組のほとんどの戦いに居合わせた最古参のメンバーの一人。刀、槍の免許皆伝でも謙虚、伍長に甘んじた足るを知る人と解説に書かれ新選組隊士の中でも好感度アップした。やはり、人柄は大事。ところで、スターの土方沖田も好きだけど、藤堂、永倉、原田ラインももっと好きになった。

  • スー さん

    新撰組の伍長島田魁。身長は182センチの巨漢で力士を投げ飛ばす程の怪力の持ち主で刀と鑓の名手です。永倉新八と知り合い新撰組に誘われ入隊して五稜郭までの主要な戦いに参加する。こうやって読んでみると新撰組は敵と戦ってるか内部の粛清してるかで、常に血を流していると感じる。明治に入ると妻と子供と再会し平和な生活を営む。しかし、長男と妻と長女を立て続けに失い、自身の新撰組時代の報いと感じ、仲間と殺した志士達を供養する生活をするようになる。永倉との再会にグッときた。

  • さっと さん

    島田魁というと、三谷幸喜脚本の大河ドラマ「新選組!」の照英ばっかり頭の中でぐるぐるぐるぐる・・・テレビの影響力はすごいと思った。盟友の永倉新八がこれまでのイメージになかったほど軽い口調の男で面くらったけど、それゆえ、島田魁のマジメでひたむきな一面がひきたっていたかな。そして、タイトルにつながる一文が出てきたところは感動的だった。

  • misia さん

    幕末?維新?攘夷って何?というレベルの歴史音痴の私が、たまたま?家にあったコミック「一の食卓」を読み、すっかり斎藤一に惚れてしまった。二十歳の娘に「おっ母、どうかしちゃったんじゃない?」と呆れられるほど新選組関連のコミックなどを読んでいる。でもあまりにも史実を知らなすぎるので、永倉新八の日記や隊士ガイドでお勉強中。コミックなどで島田魁は古参隊士で、土方を崇拝し函館戦争まで付いていった。土方戦死後は戒名を肌身離さず持っていたなどのエピソードが先にあったので、本書を読んでちょっとズレを感じた。島田は永倉の知り

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中村彰彦

1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒。文藝春秋に編集者として勤務し、91年に作家として独立。93年に『五左衛門坂の敵討』で中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で新田次郎文学賞、15年に歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。会津をこよなく愛し、幕末

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