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脳障害を生きる人びと 脳治療の最前線

中村尚樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794215406
ISBN 10 : 4794215401
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan

Content Description

脳梗塞や脳出血、脳腫瘍や交通事故などで脳障害を抱えながら生きる人々が直面する問題を描く。植物状態から意識を取り戻す人など驚くべき実情を明らかにし、新たな治療の道を探る。

【著者紹介】
中村尚樹 : 1960年、鳥取市生まれ。九州大学法学部卒業。NHK記者として原爆被爆者や医療問題などを取材し、岡山放送局デスクを最後に独立。現在はフリージャーナリスト。法政大学「平和学」、大妻女子短大「世界の中の日本」「多文化コミュニケーション」各非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽんぽこ

    脳障害(主に高次脳機能障害)を後天的に患ってしまった人たちがいかに生きているかを通して、人間が人間扱いされる基準とは何かを突き詰めて考えていく、とても貴重は本でした。喋られなくて表情が表せなくても、彼らの意識は普通の人間としてしっかりしている。なのに周りの人々(看護師でさえも!)は彼らを人間だと思ってはくれない。この本はとても古いものですが、今でも通じる普遍的な問題を内包していると思います。

  • メルセ・ひすい

    8-08 赤49 日本人の死因順位は@癌 A心臓疾患 B脳卒中だが患者の発生自体は癌より約10万人、平均入院は断然トップだ。退院後も意識障害や言語障害、身体麻痺などを抱えて生きることになる。その事例を挙げ、実態を丁寧に描き、先端の脳治療の課題にも触れ、CT.MRI.PET等の高度な画像診断の開発が予防医学に貢献する一方で、脳ドックや予防手術にはリスクも大きいと警告する。                        

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