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ロシア中世物語集 ちくま学芸文庫

中村喜和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480512888
ISBN 10 : 4480512888
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『原初年代記』『イーゴリ軍記』など名高い作品を集成。各作品とロシア中世文学の特質・史的展開についての概説も付した類のない書。解説 三浦清美

【著者紹介】
中村喜和 : 1932年、長野県生まれ。一橋大学名誉教授。同大学大学院社会学研究科博士課程修了。専門はロシア中世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いると

    聖人の話や軍記物などロシアの中世の話をまとめたもの。聖書からの引用やたとえ、人物の系列が複雑で読むのに骨が折れたが当時の社会の様子が垣間見られて(といっても民衆からの視点ではないけど)興味深かった。 そしてつくづく、宗教とは支配者層になんと都合の良いものかと思う

  • 年代記とか軍記とかは個人的にはあんまり面白いと思えないんだけど、宗教の話、世相物語は予想以上に面白かった。19世紀のロシア文学とは明確に違うので、新鮮。

  • Mits

    中世と言ってもずいぶんと幅が広くて、古代に片足を突っ込んでる時期から、ほぼ近世のものまである。印象に残ってるのは「主僧アヴァクーム自伝」だったかな。でも一番面白かったのは訳者による解説の部分で、このあたりの歴史をちょっと知らないといけないなと思った。ロシアにとってウクライナは民族発祥の地なのね。

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