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ぼくは「奴隷」じゃない 中学生「5000万円恐喝事件」の闇

中日新聞社

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833110532
ISBN 10 : 4833110539
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2000
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あび

    「あいつは奴隷だった」そう加害者の少年たちは、被害者の少年のことを呼ぶ。5000万もの大金を払わされ、命を落とす一歩手前までの酷い暴力を受け続けた少年。生命が絶たれることなく、事件が表沙汰になり本当によかった。イジメによる怪我のために入院した病院で、たまたま同室になったヤクザの組長の息子が彼を救ってくれる。 社会は、厄介ごとには目をつむり表面化させず放置していく。その様な対処を行い続けた警察と学校が悲劇を生みだした。また親が子どもへの関心が薄く、変化に気付くことなく見送った結果でもある。

  • taro

    自分が被害者のこの少年の立場にたったならば、何ができるだろう。タバコの根性焼きや顔が腫れ上がるほどの暴行はいじめの範疇を越えて、暴行事件になる。事件として警察に動いてもらうための記録は取る。診断書や日記やアザ、火傷の写真。それから恐喝には1円たりとも出してはならない。付き合うこともやめないといけない。これは孤独で惨めな戦いになるだろうが、ならず者には法の裁きを受けてもらわなくてはならない。警察が動いてくれなかったときが困るなあ。5千万円も資金があれば裏社会に働いていただく手もある。

  • ぽんまま

    5千万という金額に驚きが強く印象的な事件でした。本を読みいきさつがわかり・・・感覚がマヒする。という言葉と無知という子どもの怖さを改めて感じました。そして見て見ぬふりをする大人のずるさも見えました。警察の怠慢が続いて取り上げられた事件のひとつです。もし、わが子が・・・と思うと怖くて動けなくなります。5千万あったからの悲劇なのでしょうか?もし・・この家になかったらどんな事件になっていたのでしょうか・・?子どもってひとつ間違うと怖い生き物です。見えない部分が大きすぎます。

  • ひとまろ

    中学生起こした恐喝事件。 しかし金額が半端ない。 『5000万円恐喝事件』なのである。 被害少年の父親の生命保険金を基に巻き上げていた。 5000万円がどれだけ大金なのかということが 少年たちには理解できていなかったのだろう。 タクシー、パチンコ、ヘルス、風俗他 遊び金に散財するという使い道。 理解に苦しむ。 警察の事件放置、学校の無責任。 読めば必ずムカツク内容になっている。

  • Yukko

    5000万という額に驚き、回りの大人達はいったい何をしてたんだろうと憤りを感じた。幼いが故に、世の中の不条理をなかなか自分の中で処理できない鬱憤が暴力や恐喝となって、連鎖してしまったんだと思う。子供は回りの大人をよく見ていて、学校や警察、親の無関心によって、ここまで事が大きくなってしまったんじゃないかな。巻末の子供達の感想文『大人が悪い!』ストレートな言葉に胸が痛い。うちの子ももうすぐ思春期。キチンと向き合って行きたい。

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