NHKラジオ深夜便 文豪通信 小説家たちは、驚きの手紙を書いていた

中川越

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309029344
ISBN 10 : 4309029345
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
232p;19

内容詳細

泣きつく!言い寄る!詫びる!縁を切る!漱石・太宰・芥川・藤村…が筆を走らせ、躍らせ、滑らせた?!作品よりおもしろい生々しい手紙。名だたる小説家たちがプライベートで綴った、魅力あふれる「通信」の数々…。あまたの読者に向きあった大家がたった一人に送った書簡からまさかの素顔と生きざまが見える!

目次 : 第1章 文豪たちの「全力」の通信(懸命で涙ぐましい懇願の手紙―宮沢賢治/太宰治/ お金をめぐる人を食った巧妙な手紙―石川啄木/夏目漱石/若山牧水 ほか)/ 第2章 文豪たちの「恋と愛」の通信(文豪たちの家族愛が心に染みる手紙―福沢諭吉/野口英世の母/森〓外/ 文豪たちが奏でたラブレター・直球&ブレ球編―夏目漱石/斎藤茂吉/佐藤春夫 ほか)/ 第3章 文豪たちの「温情」の通信(真夏の誘いのチャーミングな「殺し文句」―寺田寅彦/夏目漱石/ 友情を育む四者四様の手紙―武者小路実篤/若山牧水/夏目漱石 ほか)/ 第4章 文豪たちの「挨拶」の通信(梅雨の不愉快にたまりかねた手紙―北原白秋/芥川龍之介/夏目漱石/ 心なごませ、癒してくれる炎夏のお見舞い―寺田寅彦/島崎藤村/芥川龍之介 ほか)

【著者紹介】
中川越 : 1954年、東京都生まれ。大学卒業後、書籍編集者を経て、執筆活動に入る。手紙を収集・鑑賞し、手紙の価値や楽しさを紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たろさ さん

    「世の中は泣くにはあまり滑稽である。笑うにはあまり醜悪である」(夏目漱石)。出産祝いの手紙でいくつも適当な命名を勝手にする夏目漱石。しかもその一つ「安々と生まれたから安丸」が採用される。さすがとしか言いようがない。

  • 冬峰 さん

    あいさつとか、お金の相談とか、お礼とか、いろんな手紙の話。さすが手紙全盛期という感じで、ちょっとしたことも書いてやり取りしている。内容の軽さとか文字の少なさとか、全然気にしなかったんだろうな。もう手紙どころかメールすら身を潜めている時代で、こういう血の通ったやりとりが羨ましい気もする。

  • ふう さん

    やはり漱石の手紙は他を圧倒して面白い。ただ、解説つきで読むより、漱石書簡をまとめて素のまま読む方が面白かったかも。こんなふうに読め、とカテゴライズされた窮屈感が否めなかった。

  • yuki さん

    手紙が書きたくなる本。LINEは手軽だけれども素っ気ないときもある。誰かの事を思って、自分の字で、言葉を選び、文を考えて。すぐには届かないのもまた良い。届いて読んでいるところを想像したり。ストレートに思いを綴るのもいいけれど、せっかくならば美しい日本語を使って、間接的に伝えられる技量が欲しい。

  • ayako さん

    文豪たちのちょっと違った一面が見れてよかった。

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人物・団体紹介

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中川越

1954(昭和29)年、東京都生まれ。雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。古今東西、有名無名を問わず、さまざまな人物の手紙を広く収集・閲覧し、「手紙のあり方」を考える。歴史的文豪の書簡を手がかりに、手紙の価値や面白さを紹介するなど、さまざまな切り口から手紙にアプローチしている(本データはこの書籍

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