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ISBN 10 : 4003208099
Content Description
アイヌの民たちが語り合い、口伝えに謡い継いできた美しい言葉と物語。伝承を後世に残し、アイヌを知る多くの人々に読んでほしい。進みゆく世に抗し、熱き思いと希望を胸に知里幸惠(一九〇三‐二二)が綴り遺した珠玉のカムイユカラ。新たな解説を付す補訂新版。
目次 : 梟の神の自ら歌った謡「銀の滴降る降るまわりに」/ 狐が自ら歌った謡「トワトワト」/ 狐が自ら歌った謡「ハイクンテレケ ハイコシテムトリ」/ 兎が自ら歌った謡「サンパヤ テレケ」/ 谷地の魔神が自ら歌った謡「ハリツ クンナ」/ 小狼の神が自ら歌った謡「ホテナオ」/ 梟の神が自ら歌った謡「コンクワ」/ 海の神が自ら歌った謡「アトイカ トマトマキ クントテアシ フム フム!」/ 蛙が自らを歌った謡「トーロロ ハンロク ハンロク!」/ 小オキキリムイが自ら歌った謡「クツニサ クトンクトン」/ 小オキキリムイが自ら歌った謡「この砂赤い赤い」/ 獺が自ら歌った謡「カッパ レウレウ カッパ」/ 沼貝が自ら歌った謡「トヌペカ ランラン」
【著者紹介】
知里幸恵 : 1903‐1922。北海道幌別郡(現登別市)に生まれる。幼少時よりアイヌ口承文芸の伝承者である伯母金成マツ、祖母モナシノウクと暮らす。アイヌのことばと物語を後世に残そうと決意。伝承をローマ字と和語で書き綴り、1923年8月、『アイヌ神謡集』を出版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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