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電通と博報堂はいったい何をしているのか?(仮)星海社新書

中川淳一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061386082
ISBN 10 : 4061386085
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan

Content Description

逆風吹きすさぶ広告業界。彼らは顧客に何を提供し、どんな価値を発揮しているのか。博報堂出身の筆者がおくる、現場からの業界案内。

【著者紹介】
中川淳一郎 : PRプランナー・ネットニュース編集者。1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂コーポレートコミュニケーション局で企業のPR業務を担当し、2001年に退社。CM・広告関連記事を担当する雑誌ライターとして活動後、「TVブロス」編集部などを経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • harass

    電通過労死事件をふまえて、元博報堂社員の著者による、広告代理店の仕事などを経験と聞き取りで語る新書。著者自身、退職した年には月300時間働いていたそうで、特に珍しいことではなかったそうだ。なぜ長時間労働が普通になるのかや、二大広告代理店の社風の違いや、ネットでよく言われる電通伝説の実像など。東京五輪エンブレム騒動についても。名作業界漫画「気まぐれコンセプト」の内容の八割は本当だという。華々しいが日本社会の企業の象徴のような仕事であるようだ。軽い読み物として。

  • GAKU

    図書館で見つけて何気なく読んでみましたが、面白かったです。想像通り、過酷な業界ですね。

  • 阿部義彦

    元博報堂の社員だっただけあって、愛の有る批判や内情暴露となっており、単に悪口をいって溜飲を下げるディスリ本では有りません。ただ博報堂と比べて電通は体育会系でひたすら大人数で押しかけて誠意を示す(と言うかひたすら胡麻をするように、見せかけて実は睨みを効かせて他業種を監視する)とか、頭よりも世故に長けた兵隊体質にはサラリーマンの縮図をみるようで笑うより可哀想とも思えました。ネット時代で叩かれるのも、まず給料が高いとゆうのがあるよね。世の中嫉妬で廻ってますので。「気まぐれコンセプト」は、80%はその通りが収穫。

  • OjohmbonX

    広告代理店(特に電通)の、ブラック、中抜き、利権などのネガティブイメージが生じる構造が少しわかった。広告の仕事がもともと明確なゴールを持ちづらく「際限なく時間をかけられる」ため、長時間・大人数をかけがちで、ネットの登場でさらに過剰になる。人件費がかさむため外注や子会社にやらせて、社員の専門性が低下する。クリエイター優位の博報堂に対し営業優位の電通では、顧客要望に沿い過ぎるし、クライアントも「高いが面倒なく丸投げできる」と重宝し癒着していく。広告やPRに意義はあっても、業界構造が時代の変化に追従していない。

  • ただの晴れ女

    「忠実なる社畜集団」これが一番ピンときた。電通のほうが軍隊チック、博報堂のほうがビジネスライクな印象だけど、これは著者が博報堂出身というのもほんの少し差し引いて考えたほうがいいのかな。 本筋とはずれるが、国立大学出身のひとが、私立大学出身者に感じる「面白さ」コンプレックスが興味深かった。

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