こぶたほいくえん 幼児絵本シリーズ

中川李枝子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834017397
ISBN 10 : 4834017397
フォーマット
出版社
発行年月
2001年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,23p

内容詳細

「ぐりとぐら」シリーズの中川李枝子と山脇百合子の名コンビによる絵本。いたずらっ子の3匹のこぶた、まきお、はなこ、ぶんたの保育園デビューの日を描く。保育園に着いた途端、「こぶたが いっぱい いる!」と叫ぶ3匹。家族と離れ、同年代の子どもたちと過ごす1日の、最初の驚きがストレートに伝わってくる。
お母さんの姿を探して泣いていた彼らだが、友だちのやさしい心遣いと得意の「かけっこ」でいつものペースを取り戻し、帰るころには「ほいくえん だいすき」になる。その姿は、子どもの集団生活に不安を持つお父さん、お母さん、そして保育園嫌いの子どもの背中をやさしく押してくれるだろう。

絵のあちこちには、著者得意の細かい「遊び」がちりばめられている。少しずつ服装の違う園児たちのなかから、3匹を探すのも楽しい。圧巻なのが、広々とした保育園とそのまわりの田園風景を俯瞰(ふかん)で描いたページ。見ているだけでのんびりとした気分になってくる。(門倉紫麻)

【著者紹介】
中川李枝子 : 札幌生まれ。東京都立高等保母学院卒業。保母として働くかたわら、児童文学グループ《いたどり》の同人として創作活動を続け、現在は著作に専念している。1962年に出版した童話『いやいやえん』(福音館書店)は、厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞した。主な作品に『ぐりとぐら』シリーズ、『ももいろのきりん』『はねはね はねちゃん』『絵本と私』(以上、福音館書店)などがある

山脇百合子 : 東京生まれ。上智大学卒業。童話のさし絵や絵本の仕事で活躍。絵本に『ぐりとぐら』『ぐりとぐらのおきゃくさま』『ぐりとぐらのえんそく』『ぐりとぐらのかいすいよく』『ぐりとぐらとくるりくら』『ぐりとぐらとすみれちゃん』『そらいろのたね』『たからさがし』『きょうの おべんとう なんだろな』『みんな みーつけた』『どこで おひるね しようかな』など、童話のさし絵に『いやいやえん』『かえるのエルタ』(以上、福音館書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kawai Hideki さん

    3匹の子豚の姉弟が、ぶたの保育園に入ってなじんでいく様子のお話。最初はお母さんがいない、と泣いていた3匹だが、かけっこで本領を発揮し、大活躍。帰る頃には「保育園大好き」になっていた。ところで、保育園は「0歳から探しておかないと入れないところ」というイメージがあったが、3匹のこぶたは割とすんなり保育園に入れていた。こぶた界には待機児童の問題とかはなさそうだ。

  • みっくす さん

    長男、次男一緒に読み聞かせ。最初は嫌がってもあっという間に好きになるよね、保育園。保育園の引きの絵が素敵だった。こんなところに住みたい、通いたいと思う。読み終わったあと、得意のブタの泣きマネで締めました。

  • momogaga さん

    【大人こそ絵本を】園舎も広場も素敵ですね。まさに理想の保育園です。

  • たーちゃん さん

    元気が有り余っているこぶたの3兄妹。保育園に通うことになります。最初は寂しかったけどいっぱい駆け回ったこぶたたち。来年から幼稚園に通う息子のことを考えてしまいました。

  • nico さん

    こぶた三兄弟、初めての保育園での一日。お母さんと離れて寂しいけれど、皆と一緒に遊ぶと楽しいよ!そして実はお母さんも寂しいのよ〜

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人物・団体紹介

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中川李枝子

北海道札幌市生まれ。保育園に勤務のかたわら、創作をはじめた。童話『いやいやえん』(福音館書店)で厚生大臣賞、サンケイ児童出版文化賞など、『子犬のロクがやってきた』(岩波書店)で毎日出版文化賞を受賞

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