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沢田研二 朝日新書

Yusuke Nakagawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022952462
ISBN 10 : 4022952466
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

1966年、京都の若者5人が芸能界にデビュー。沢田研二は、たちまち大スターに。だが、「時代の寵児」であり続けるためには、競争に生き残らなければならない。熾烈なヒットチャート争いと賞レースを、いかに制したか。頂点を極めるまでのジュリーの全軌跡。圧巻の情報量で、歌謡曲黄金時代を描き切る。

【著者紹介】
中川右介 : 1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2014年まで出版社アルファベータ代表取締役編集長して「クラシックジャーナル」ほか音楽家や文学者の評伝などを編集・発行。作家としてクラシック音楽、ポップス、映画、歌舞伎などの評論・評伝を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fwhd8325

    島崎今日子さんの「ジュリーがいた」に続いて、中川右介さんのこの著書。何故、今ジュリーなのか。島崎さんの著書では感じることのできなかったジュリーが、ここにはありました。そして、今ジュリーなのかもわかったように思います。帯にあるように、あんたの時代はよかったのかもしれませんが、それだけでなく、ジュリーの存在がすべてなのでしょう。後にも先にもジュリーはいません。性別を超越したその存在は、子どもだった私も魅了しました。賞レースやランキングへのこだわりなど、ジュリーがいた時代をリアルに感じていた私は幸せでした。

  • ぐうぐう

    同じ人物を扱いながらも、島崎今日子『ジュリーがいた』とは大きく趣が異なる。「本書は「沢田研二の素顔」の追求でも「芸能界の舞台裏の真実」の追求でもなく、「音楽」に魅せられた青年が魑魅魍魎跋扈する世界へ迷い込みながらも、自分を見失わずに生きていった歳月の「さまざまな場面」の表層を描く」と巻頭の「はじめに」で断っているように、従来の中川右介のアプローチで沢田研二を描こうとする。書籍や雑誌、あるいはデータから読み解かれる姿は、確かに中川が言うように表層なのだが、(つづく)

  • 五月雨みどり

    情報量!!! ジュリーソロデビューからは、ほとんど歌謡界ヒット曲のデータベース。賞レース&紅白の曲目リスト観て、知ってる(カラオケで歌えるくらいの)曲を年ごとに数え続けた読書。そりゃあテレビ高視聴率だべ、家族全員で観たし、学校や職場やご近所では、誰がグランプリ取るか、この歌手は紅白出られるか、トリは誰かって、そりゃもう大騒ぎさ1970年代の日本はよ!

  • 静かな月を見てる

    結構な厚さの新書だけど時系列にジュリーの歩みと当時の歌謡界の変遷が丁寧に書かれていて飽きなかった。惜しむらくは生の取材としてジュリーのインタビューが載っていないことだなぁ。それがあったら最高だったのに・・・。その後のジュリー(井上堯之バンドとの決別以降)のこともたくさん知りたいので続編を希望します。

  • チェアー

    渡辺プロと歌謡界の関係にかなり力を入れて描かれている。日テレとの確執も。克明にオリコンの順位と売り上げが示され、その時のジュリーが置かれていた状況がわかる。それだけに自分の表現はかなり絞り込まれ、淡々とデータや著作からジュリーの状況が描かれる構成だ。 なのに面白かった。 ジュリーとあの時代を生きた人なら絶対に楽しめる。

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